前回栃木県立美術館で開催されていた小口一郎展に訪れたことを書きましたが、実は同じ日に宇都宮美術館にも行っておりました。
「陽咸二展」と「二つの教会をめぐる石の物語」が催されておりました。ちなみに小口一郎と同じく、陽咸二なる方を知りませんでした。
宇都宮もしくは栃木県にゆかりのある方かと思ってた全く関係ありませんでした。しかも、どうもこの方の企画展が行われてたことも無かったようです。何故宇都宮美術館はこの方の企画展を立案したのだろう、そしてこの企画が通ったのだろう。
Wikiがあるぐらいなのである程度有名なのでしょうが、検索してもこの企画展以外あまり引っ掛からない。うーん、謎です。
パンフレットを貼っておきます。
この企画展に行ってから半年以上経過しているからかもしれませんが、このパンフレットにある大きな柱二本の作品しか覚えてないのです。
下記の記事に彼の特徴が書かれています。
かれの芸術の特徴の一つは、ひとりの作家の手によるものとは思えないほどの多様な作風です。絵画、版画、工芸、表紙絵など手がけた分野も幅広く、様式も具象や抽象、簡素なタッチから細密描写にいたるまで多様で、モチーフやテーマも和洋を問わず人物、風景、説話などさまざまです。
多用な作風、分野も幅広く、様式も多様、テーマも様々。
何でもできる方なのでしょうが、あまり知識の無い私からすると、彼にしか出来ない何かが無いとインプットすることが難しいのかもしれません。「これが陽咸二か」と分かる何かを欲してるうちに見終わってしまった記憶があります。
ちなみにもう一つの「二つの教会をめぐる石の物語」も、あまり興味が無かったのか記憶に残っておりません。
パンフレットを貼っておきます。
覚えているのは、
何回見ても高橋由一の中州月夜の図は素晴らしい
マグリットの大家族のポストカードが相変わらず売り切れ
山田五郎のYoutubeでビゴーを扱った回があって見てみたいなと思ったら宇都宮美術館にあったんかい
ぐらいです。
私に合わなかった分からなかった、そういう事もあるということが分かりました。企画展が合わなくても、宇都宮美術館は常設作品だけでも楽しめるのでOKですわ。最近シャガールが分かりかけてきてるしね。