鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

ソードアート・オンライン27 ユタイナル・リングⅥ 川原礫

調べたら前作を一年前に読んでいたようです。お陰で物語がどうやって進んでいたのか、名前に記憶はあるけどどういう奴だったのか、いろいろと朧げな記憶を思い起こさせながら読んでました。そしてさらに、私の個人的な理由で読み切るのに時間が掛かってしまい、最後の方は何がどうなってるのか全く理解できないままでした。

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神聖術師団長セルカ。整合騎士ロニエ、ティーゼ。二百年の時を越え、キリトは縁深い人々と再会を果たす。だが――。
「……うそ……生きてたの……?」
《彼》に似た面影を持つ男――整合機士団長エオライン・ハーレンツの存在が、彼女たちの心に大きな波紋を投げかける。
その衝撃冷めやらぬ中、ついに姿を現した《敵》。アリスたち整合騎士と、エオラインたち整合機士――アンダーワールド新旧の護り手たちの、戦いの火ぶたが切って落とされる。
一方《ユナイタル・リング》攻略は次なる局面へ。第二階層に到達したキリトたちもまた、次なる戦いに身を投じる!

昔は寝られないので本を読んで脳やら目を疲れさせて睡魔を呼び込んでました。ある意味読書が睡眠導入装置だったのです。お陰で相当数の作品を消化することが出来ました。

しかし今、ものの5分も経たないうちに読んでいた本が顔面に落下してきます。とにかく眠い。何なら朝起きて通勤中すでに眠い。午前中眠い。昼休みに仮眠してもお風呂から上がるともう眠い。その癖夜に起きる。朝は5時半起床。なんだこれ。

そんな訳でここ数年は本の消化率が大きく下がっております。そんな中この本を読んでいたのですが、この症状に拍車を掛けるぐらいの刺激の薄さ。何回も書いてますが、大体展開が同じなのでワクワク感がありません。ましてや二つの流れを交互に進めているので分かりにくい入り込めない薄っぺらい。どうせ最終的に一つになるんでしょ?とオチまで予測で来てるので尚更興味が湧かない。

お陰で読み切るのに半年以上掛かってしまいました。その間他の作品を消化してなかった訳でして、もしかすると私の人生でこれほど本を読まなかったのは小学生以来かもしれません。ああ、これが老いなのかなぁ。

 

内容としては今までのシリーズの集大成的な展開で盛り上がってます。もう一度最初から一気に読み切ればワクワクするのかもなぁ、と若干の後悔の念があったりなかったり。と、こんなに文句言ってるのに次巻も買う俺はこのシリーズの信者だったりするんだぜ?本当に面白かったんだから、最初の頃は。