鹿沼の隅っちょから

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「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングⅢ 川原礫

 このシリーズが始まって2冊目にして「もしかして飽きたかも?」と思った私ですが、3巻目を読んで確信しました。俺、完全に飽きてしまったようです。寧ろ今まで飽きずに読めていたことを評価すべきだと思っておりますが。

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dengekibunko.jp

総務省仮想課職員、菊岡誠二郎との再会。それはキリトとアスナ、アリスを、《大戦》から二百年後の《アンダーワールド》へといざなうものだった。
再びあの世界へ降り立った彼らを待っていたのは、ロニエとティーゼの子孫であるローランネイとスティカ、そして。
「これが《星王》を名乗る男の心意か。――よろしく、キリト君」
《整合機士団》団長を名乗るその男は、かつてキリトが失った《彼》と同じ目をしていて――。
一方、《ユナイタル・リング》世界では、キリトと仲間たちを狙う最大の《悪意》がついにその姿を現す!!

ユナイタルリングの世界観が今一つ面白くないのが一番の原因かと思われます。

冒険してる感が薄いというか、ピリピリ感が無いというか。ただただゲームをプレイしてるだけにしか思えないんですよね、ってそりゃあ当たり前ちゃあ当たり前なのですが、今まではそういう危機感みたいなものが多少なりとも存在していたんですよね。

ただ、よくよく考えてみるとこのユナイタルリングもアカウント消滅なる危機感はある訳で、んじゃあなんで俺はそれを感じないのだろうか?と考えたときに頭に思い浮かんだ言葉が「飽きた」だったんです。

同じような展開でさすがに飽きてしまったんだろうな俺、と。

ユナイタルリングだけではなくそこにアンダーワールドも絡めてきたのは面白いとは思ったのですが、そこでまた同じような展開が待っておりまして。そりゃあ飽きちゃうよ。またユージオかよ!ってなるよそりゃ。

 

主人公が強すぎて無駄に縛りを付けてみたりと、長くシリーズを続けると出てくる弊害を何とか打破しようとしてるのは分かるのですが、それでも私は飽きてしまった感が発生してしまいました。これは作者のせいではありません。私個人の問題です。

それでも大好きなこのシリーズ、次巻も読みますよ!