先週販売されたゲームが初日に200万本売り上げさらに売れ続け、それと同時に世界規模で様々な有名作品に似てるためその存在自体の議論がなされており、良くも悪くもゲーム界隈はこの作品にジャックされてしまった状態に陥っていることをご存知でしょうか。
その作品の名前は「パルワールド(Palworld)」、間違いなくゲーム史に刻まれる名前となりました。
発売から売れ続け、一週間経たずに世界で800万本売り上げたこの化け物作品ですが、多くの方がその存在どころか話題になってる事さえ知らないと思います。何故ならこの作品、Nintendo SwichやPlay Station5等の家庭用ゲーム機では販売されてないんです。所謂ゲーミングPCでしかプレイすることが出来ません。
なのに何故これだけ爆発的に売れているのか?正直言いますと私も良く分かってません。この作品に関する記事を読みまくりましたが、発売してすぐに200万本売れた理由は誰も分かってないようでした。ただ一つ、この件だけはどの記事でも書かれていました。とんでもなく面白いんですよ!
色々調べたのですが、昨今のヒットした作品のいいところをミックスして出来上がったのがこの「パルワールド」だと誰もが感じているようです。多くの方が口にしてる作品が以下の通りです。
・ARK: Survival Evolved
・Fortnite
・クラフトピア
ARKは未プレイなのですが、プレイしていた我が子が「拠点のレベルアップのシステムがまんまARK」と言ってました。似てるじゃなくてまんまなのかよ、と驚きました。
モンスターのデザインがポケモンそっくりなのが世界的に一番議論されてるかもしれません。捕獲方法もボール投げてるしね。
ゼルダ感はマップなのかなぁ。自然系オープンワールドだとそりゃ似通ると思う。
拠点で家をクラフトしてる時にFortniteっぽいとは思いました。あと自機の動きとかTPS視点のアングルとか武器とか。
クラフトピアは未プレイですが、似てて当たり前です、パルワールドを制作した会社の作品なのだから。
世界中で多くの方がパクリとか似すぎてるとか製作者は恥ずかしくないのかとか尊敬できないとか言ってる現状です。本当に地球規模の議論がなされています。でもね、でもね、そんなのどうでもいいぐらい面白いんですよ!楽しいんですよ!だから売れてるんですよ!
「売れれば良いのか?」と問われれば良いとは言えません。でも面白いんです。今後訴えられたりするかもしれませんが、単純に面白いのでプレイしています。そんな人達が世界中に800万人いるんです。
と、売上でもパクリ論争でも話題性がありまくりなこの「パルワールド」ですが、私がこのブログで書き残しておきたかったことはそんな事じゃないんです。そういう事は専門家に任せておきましょう。
私がこのブログに書き残しておきたい事は、このゲーム史に名を残す作品を作った方とお会いして会話したことがるって事なんです!自慢したいんです!
今から4年前、秋葉原で行われたインディーゲームイベントTOKYO SANDBOX 2019にて「Overdungeon」なる作品を試遊してるんです。その時のブログに書いてあるのですが、製作者様に声かけられてるのよね。んでその製作者様がパルワールドを作った株式会社ポケットピアの代表取締役社長溝部拓郎その人だったんですよ!
直近のインタビュー記事にて顔を見て確信しました、俺この人と会話してる!
凄い丁寧に作品を説明していたのが印象として残ってます。
んで調べたらこの人、コインチェック創業メンバーだったのね。クラフトピアでのインタビュー記事にも書かれてました。
ゲーム作りたくて任天堂ゲームセミナーを受けたけどゲーム作りが大変だと思ったらJPモルガンに就職とか意味が分からない事言ってます。んで入社して2年後に仮想通貨取引サービス会社を創業とかさらに意味が分からない。んで次の年にはゲーム作る会社を立ち上げるんですよ。本当に意味がわからない。
私がお会いしたのが2019年ですからゲーム会社を立ち上げて4年経ったときなんですね。そこから4年後、800万本を売り上げるゲームを作るなんてなぁ。ちなみに約3000円で販売してますので単純に計算すると240億円です。240億円!ちなみにこのゲーム、スタッフが40人ぐらいだそうです。大手ゲーム会社ではなくて小規模会社なんです。それで240億の売上ですから、これがどれだけの事件なのか分かりますよね。だって某大手ゲームメーカーが8年かけて100億円以上ぶち込んで売り上げが200万本しか行かなかったりする業界なんですから。
いろいろ騒がしいこの「パルワールド」ですが、とりあえず面白い!楽しい!そしてそんなゲームを作った人と会話したことがるんだぜ!と自慢したいが為だけに書きました。死ぬまで自慢するぜ俺。