鹿沼の隅っちょから

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薬屋のひとりごと7 日向夏 

気が付いたら大好きなシリーズとなっていた「薬屋のふとりごと」。だいぶシリーズが続いてるなぁなんて思いながら読み始めたのにそろそろ最新刊に追いついちゃう!と焦り始めております。

ありきたりとか浅いとかそういう視点も重要ですが、私の場合はスルスルと読み進められるというファクターも重要だったりします。そしてこのシリーズはそんな私にピッタリなんです。

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herobunko.com

里樹妃との一件が片付いたのもつかの間、猫猫の元に高順が厄介ごとを持ってやってくる。どんな用事かと言えば、猫猫に官女試験を受けないかというものだった。猫猫は、半ば強制的に試験を受ける羽目になる。新しく医官専属の官女となった猫猫の前に現れるのは、面倒くさい変人軍師に厳しい上司の医官たち、それと同僚たる同じ官女たちだが――。猫猫は同僚たちにお約束の通り嫌がらせを受ける。特に、官女の首領である姚(ヤオ)は猫猫に対して突っかかってくるのだった。

 読み終わってからこの表紙を見ると、あーよく出来てるわぁ、と思ったりして。ヤオ(左)は前を見てるのに燕燕(右後)はヤオを見てるのよね。主人公(右前)は体を捻って前を見てるあたりも性格を表してるなぁと。

ライトノベルが売れるか売れないかの一番重要なポイントは表紙絵だったりします。内容とか作者のネームバリューじゃないんですよ。そして表紙に描かれてる女の子が可愛ければ可愛いほど売れるんですよ。

このシリーズも勿論絵で売れた訳ですが、主人公は自ら敢えてそばかすを入れた目立たない少女って設定だったりします。化粧すると美少女なんですけどね。そしてその感じを上手く表紙絵として描いてるしのとうこなるイラストレーラーの優秀さに今更気が付きました。やっぱりプロって凄いですね。

 

この巻では同僚として仲間ができます。今まで異性だったり偉い人だったり親族だったりでしたが、一番仲間になりやすい枠なのに7巻にして初めて出来るってのも面白いですね。8巻以降も彼女たちが登場して欲しいのですが、さてどうでしょうか。ヤオも燕燕もいいキャラクターなので祈っております。

 

8巻の内容としては、その二人と絡めながらのミステリーのようなそうでないような物語が進行しつつ、シリーズを通しての壬氏との恋愛関係が進行しつつ、主人公の不意に発揮される俺ツエー的な展開をまったりと楽しめるいつもの薬屋のひとりごとでした。安定して満足することが出来る素晴らしいシリーズですよ。私は大好きです。