鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

上野の森美術館「モネ 連作の情景」を見てこれこそが私の中の王道だと認識する

美術館にて自分の目で作品を見たいと思った時、その作品は概ね東京の美術館に集まります。数多くの美術館があり、その美術館で催される魅力的な展覧会。東武日光線新鹿沼駅のホームで特急を待ちながらいつも思うんです、なぜ私は東京に住んでいないんだと。

しかもこの日は0801発の特急リバティが満席で乗れなかった!最悪や!なんで3両しかないんだよ!切符を買うときに売り切れの文字を見た時の私の絶望感と言ったら。

お陰でいちごのラッピング車両を見ることが出来たんですけどね。

youtu.be

そんな訳で無駄に時間を浪費したのち後続のスペーシアに乗り込み北千住で乗り換えて到着したのが上野です。ああ、私は何度この駅に降り立ったのだろうか。そしていつも思うのが、日比谷線上野駅で降りると美術館までが遠い遠い。何とかJR上野駅の西郷さんあたりの改札に行くことは出来ないのでしょうか。上野公園の高低差が結構膝に来るお年頃なのです。

んで今回の目的は、上野の森美術館「モネ 連作の情景」です。

www.monet2023.jp

何点か作品を見てるうちに、この作品は誰の作品だろうと札を見ても作者名が書いてない事に気が付き、おかしいなぁこれじゃ誰が描いたかわかんないじゃん不思議に思ってました。ええ、途中で分かりましたよ。この展覧会、全部モネの作品なんですよ!そういえば100%モネとか書いてあったわ!

 

概ね撮影OKだったので気になった作品を撮りまくりました。

煙突好きなモネ。

何となく雪を描いた作品って珍しい気がしたので。

この色彩も何となく珍しい気がしたので。

一周回って凄い。

なんだかわかんないけど良い。

わかんない。

 

モネを作品をこれでもかと実際に見て分かったのですが、私の中で西洋絵画のスタンダート的ポジションにしてる事に気が付きました。西洋絵画ってのはこれなんだ、って。なのでモネよりリアルとか、モネより分からないとか。どうも基準にしてるようなんです。

つまり私の中でモネは西洋絵画の王道なんです。美術史的には革命的な事をしてるのですが、現代の、そしてにわかな私にはモネの作品こそど真ん中の西洋絵画だと認識してるんです。

これからもモネは私の中でど真ん中であり続けるのでしょう。

 

ポストカード3枚縛りを破って4枚買ってしまいました。

モネ ルーヴル河岸

モネ ヴェルノンの教会の眺め

モネ ヴェトュイユ

モネ 積みわら

 

あると買ってしまうカンカンのお菓子。「散歩、日傘をさす女」が好きなので見つけた瞬間即手に取ってしまいました。

中に入ってた紙。これを見るとディスプレイ越しとも購入したポスターとも色が全然違うのよね。やはり作品は自分の目で直に見ないとと思いました。

 

外に出たら多くの人が入場するのに行列を作ってました。やはりモネは人気だなぁと思いながらその行列を横目に上野の公園を移動します。次は国立近代美術館です。