この年に視聴したアニメを調べていたら懐かしさに胸がいっぱいになりました。アニメを見ることが本当に好きだったんだよなぁって。んじゃ今は違うのか?と聞かれると困るのですが、確かに今よりも純粋にアニメを楽しんでいた記憶があるんです。作品として酷い出来でもそれはそれとして楽しめる技術を手に入れたし、最終話まで見ないと評価してはいけないと知ったし。
いろんな意味で私の中でターニングポイントとなった年だと言えるのかもしれません。
太文字は出会えて良かったと思った作品です。
冬(1月~3月)
VIPER'S CREED
ドルアーガの塔 ~the Sword of URUK~
春(4月~6月)
涼宮ハルヒの憂鬱(第2期)
タユタマ - Kiss on my Deity -
初恋限定。-ハツコイリミテッド-
Phantom ~Requiem for the Phantom~
夏(7月~9月)
青い花 Sweet Blue Flowers
秋(10月~12月)
劇場版アニメ
初めて同じ映画を複数回見た作品になったのが「サマーウォーズ」です。「時をかける少女」を映画館で見て細田監督に惚れこみ、続くこの作品で完全に虜になりました。その後の作品で首を傾げ、その次で完全に見捨てましたが。
ただ言えることは、この作品までの細田監督は優秀だったのよ。
この頃の私はライトノベルにもどっぷり嵌まっており、ミステリー作家だと思っていた西尾維新が実はライトノベル作家にカテゴリーされていることに驚いていたら正しくライトノベルな作品が発表されそれがまさかのアニメ化しかも制作会社がシャフトとか俺が喜びそうな組み合わせにワクワクしていたらその期待値を軽く凌駕するとんでもない作品が目の前に現れて驚き過ぎてDVD買っちゃったのよねぇ。
開封することなくいまだに部屋の片隅にあったりします。
アニメ作品は最後まで見なければいけないことを教えてくれた「アキカン!」を私は今でも愛しております。アキカンが女体化する酷い設定、ちょっとエロいだけのくだらない物語、予算が少ないのか基本的に酷い作画、その癖ところどころ明らかな作画崩壊、毎話見ながら俺は何故この作品を見続けているのだろうか?と自問自答しておりました。
しかしラストに驚くまでの素晴らしい作画!このために今まで作画崩壊していたのか?!このために力を貯めていたのか?!と度肝を抜かれたと同時に、こんな作品最後まで見た奴殆どいないから誰も見てないぞ!というツッコミ、そしてこの贅沢な時間を見ることが出来た貴重な体験。
伝説をリアルタイムで体験できた事が本当に嬉しかったのよね。ちなみに「R-15 」も最後まで耐え続けた結果、伝説の最終回を見ることが出来たのですが、それは間違いなく「アキカン!」の経験が生きた訳です。ちなみにネットミーム化した「Nice boat.」もリアルタイムで見てるんだぜ。