鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

松岡美術館で出会ったガンダーラ仏像にときめいてしまった

国立新美術館ターナーのやりすぎたもやらせっぷりを堪能した後、六本木から地下鉄を乗り継ぎ白金台の松岡美術館に向かいました。

六本木ヒルズ鹿沼の田舎者には眩しすぎる。

乗換案内で調べたところ、六本木駅から日比谷線で隣の広尾駅へ、そこから歩くルートを提示されたので、それを信じて歩いたのですが、遠い、遠いよ白金台。東京の人は乗換だのなんだので結構歩いてるんだけど、田舎者は玄関から駐車場ぐらいしか歩かないのよ、なもんで20分近く歩いたのだけれどもまあシンドイ。7月だっから暑いしさ。

んで白金台が漢字の通り台地にあるから坂なのよ。おされなお店を横目に見ながらアラフォーの田舎者丸出しなオッサンが汗をかきながら歩いた先にやっと辿り着きましたよ松岡美術館

松岡美術館

初代館長であり、美術館の創設者である松岡清次郎は若いころから書画骨董を愛し、約半世紀をかけて一大コレクションを築きました。

80歳を迎えるころ、「優れた美術品は一般に公開し、一人でも多くの美術を愛する人に楽しんでいただこう。学術的価値のあるものは、その道の専門家や若い学究の研究資料として利用してもらおう。そうしてこそ私のこれまでの蒐集が意義を持つのではないか」と考えるようになり、美術館の設立を決意しました。

つまり松岡さん個人のコレクションが展示されてる美術館です。この場所も松岡さんの自宅だったようです。個人のコレクションだから大した事無いだろうな、と軽い気持ちで訪れたのですが、完全に私の間違いでした。これ個人で買えたの?と驚く作品ばかりでした。

私が訪れた時に行われた展示会が「モネ、ルノワール 印象派の光」でした。

モネ、ルノワール 印象派の光 - 松岡美術館

ブーダンモネルノワールシスレーピサロシニャックと有名どころ満載でした。しかもこれHPに

今回は当館が所蔵する西洋画コレクションの中から、モネ、ルノワールをはじめとする、フランス印象派・新印象派の絵画を一堂に会します。

って書いてあるから全部松岡さんのなんだぜ。凄すぎます。

絵画だけでは無く陶磁や彫刻も多数展示されておりました。そして、絵画目的で来たにもかかわらず、一番ワクワクしたのが実はガンダーラ仏像だったりします。凄いイケメンなんだもの、俺オッサンなのにキュンキュンしたわ。画像があるツイートを見つけたので貼っておきますね。

そんな私が購入したポストカードがこちらです。

菩薩坐像 灰色片岩 ガンダーラ 3世紀頃

ウジューヌ・ブーダン 海、水先案内人

ポール・シニャック オレンジを積んだ船、マルセイユ

 

軽い気持ちで訪れたにもかかわらず、同じ日に訪れた国立新美術館よりも滞在時間が長く、そして私に新しい扉を開けてくれました。ありがとう松岡美術館。調べたら6月から絵画の企画展がある様なのでまた行きます!

今度は白金台駅から歩こう。