お土産を購入した際に訪れた八食センターにて、「なんだこの人形、というかこのサイン誰?」と気になりました。その時撮った画像がこちらです。
なんだこれ?土偶?何故ラグビー元日本代表の五郎丸のサイン?土偶が五郎丸の真似してるの?何なの?
と気になっていたのですが調べたらこれの元ネタが国宝だったんですよ。
土偶の国宝は五つありその内の一つがこの合掌土偶なんです。こんな土偶見たこと無い!そしてこの合掌土偶に会えるのが、青森県八戸市にある是川縄文館なんです。
市街地からなんだか不安になるぐらい離れた里山に突然立派な施設が見えてきました。さすが国宝を展示する箱です。素晴らしい。
縄文館の名前の通り、縄文時代の出土品を展示しておりました。
東京国立博物館のように貴重な土偶が所狭しと展示されてるのも圧倒感があっていいのですが、こちらは一つ一つ丁寧に展示していて非常に見やすかったです。
合掌土偶に並ぶ人気のある土偶。何かあだ名があった気がするけど忘れた。髪型といいポーズといい味がある。
そして国宝の合掌土偶!この土偶のために部屋が用意してありましたよ。さすが国宝様。
国宝指定書なるものも展示されてました。こういうのがあるんですね。ただの紙じゃなくてうっすら絵が描いてあるのがまた粋ですな。
厳かな雰囲気の中、一人佇んでおりました。
このポーズ。そして顔。不思議な服装。何より体育座り。体の中心にある穴はボタン?肩の丸いのはファッション?3500年前に作られたものなのになんだろうこの未来感。
興奮してスマホで撮影している私がガラスに反射しておりそれと比較して頂ければ大きさが分かりやすいかも?小さいです、小さいのですが、その存在感は想像以上です。それは国宝だからなのか、だから国宝なのか。
常設展だけでは無く企画展も行われておりました。そこに居た土偶も良い味出してました。
エヴァに出てくる使徒のようだな。寧ろ使徒のモデルになってるのかも。
小さいながらも国宝と言う核があり、縄文時代の出土品を数多くそして丁寧に展示しており、私は是川縄文館を楽しむことが出来ました。縄文時代って何となく漠然としたイメージしか無かったのですが、何とも不思議な文化形式ですよね。そもそも青森や北海道に遺跡があるってのがそもそもの謎ですわ。寒くなかったの?もしかして今が氷河期なの?と興味が湧きまくりです。ありがとう是川縄文館、そして合掌土偶。
思わずグッズを買ってしまいましたわ。
これは是川縄文館で買ったのか、高速のサービスエリアで買ったのか。
これは八食センターで買った。
「いのるん」のフォントがおどろおどろしい。
リアル絵怖い。
良く見るとこれも怖いわ。
縄文時代に興味が無い方でもここに来ればいろいろと知ることが出来る施設になっております。土偶好きは絶対に行くべきです。だって国宝になった土偶は五つしかないんですよ?私として楽しめたのでオススメしたい施設です。
だけど、問題は、広いんだよなぁ青森県。観光スポットいっぱいある魅力的な土地なのですが、関東の人間からしたら距離感が違い過ぎるのよね。だって八戸市からマグロで有名な大間まで150km以上離れてるんだぜ?しかも高速道路ないし。150kmって鹿沼市からだと川崎市ぐらい離れてます。これを下道で行くんだぜ?広いんだよ青森県。
そんな訳で、青森県に旅行に行く方で土器好きもしくはマニアックな方は是非是川縄文館に行ってみて下さいね。