昨年10月の話。
国宝が一堂に会す「国宝 東京国立博物館のすべて」なる展覧会がございました。
上野にある東京国立博物館で行われたのですが、私ここらへん一体が大好きなんですよ。リタイア後にたんまりとお金が有ったら絶対に上野に住みたいです、お金無いから無理なんだけど。
大分前から非常に楽しみしていたこのイベント、はて何回行こうかしら、なんて思っていたのですが、当時はコロナの影響により事前予約制になっておりまして、初回は平日の午後に何とか取れたものの、それ以降はかなり早い段階でいっぱいになっておりました。全然予約が取れない。
ええ、結論としては1回しか行けてないんですよ!こんなスタンプラリーがあったのにさ!欲しかったよ国宝博士認定書。
ちなみに国宝カードなるものも作っていて、全89種類とどう考えてもコンプリートさせる気が無い代物もあったんですよ。誰だよ企画した奴。
表
裏
んで捲って出てきたのがこちら
地味!もっと有名でインパクトのある奴を引きたかったよ!
私の一番のお目当ては長谷川等伯の松林図屛風。ちゃんと生きているうちに肉眼で見ることが出来たのでこれだけでも満足でした。
写真OKな作品もございまして、金剛力士像と見返り美人をスマホで撮っておきました。
この金剛力士像、ちょっと顔が不細工じゃね?見返り美人、全然美人じゃ無くね?と思ったのは私だけじゃない筈。
私が一番印象に残っているのは、あの有名な風神雷神が結構書き方が雑だった事。雷神の後ろにあるの太鼓だと思ってのですが、生で見て初めて気が付きましたよ、これ何?太鼓にしては小さいし、あと下手。全然立体感が出てない。なんだこれ。
さらに言えば雷神のはためく布とか風神の持ってる布とか結構雑でしょ?生でまじまじと見たからそんな感想が出てきたのかもしれませんね。そんな細けぇこたぁいいんだよ!ってぐらいの迫力でしたけどね。
にわか素人な私にとって、国宝だろうが名作だろうが有名だろうが作品の善し悪しは正直全然分かりません。分かりませんが、国宝の作品を生で見た経験はとんでもなく貴重であると確信しております。言語化できないけど何かを感じそして吸収してる、そんな気がしております。
これからも少しでも興味が湧けば足蹴く作品を生で見に行こう、改めてそう思ったイベントでした。
今回購入したポストカードは
長谷川等伯 松林図屏風
渡辺省帝 赤坂離宮花鳥図画帖
三条宗近 三日月宗近
でした。
あまり欲しいと思うポストカードが無かったのよね。
が、東京国立博物館は常時展示作品が凄いんですよ!この日も回ったのですが、国宝展よりも興奮しましたよ!2回目なのに!写真も撮りまくりました。
その話はまた後日。