ただのエロアニメかと思ったらギャグとしても面白いし意外と熱いしなんだかんだ最後まで楽しめたのだけれども、最終話で何故彼女たちが敵に襲われるのではなく嬲られるのかの説明が完全完璧綺麗に美しく伏線回収していて謎の感動を覚えました。なんだこれ。
「…俺の青春、これでいいんだろうか」
若手ながらギルド1の討伐数を誇る狩人キクル。
幼いころから訓練に明け暮れ一流の狩人となった彼の望み、…それは仕事を辞めること!?
失われた青春の1ページを取り戻すため、一刻も早く引退したいキクルの最優先ミッションは後任の育成!
しかし、はちゃめちゃな新米ガードを引き連れてのクエストはなぜか不道徳なハプニングしか起こらない!!
どうなる俺の青春!?キクルの不徳な新人教育が今始まる!!
そもそもOPの演出で惚れてしまったのよね。これは俺ら世代には刺さる、刺さりまくる。
今期アニメの『不徳のギルド』、OPの色んな場面で80年代のエロゲーや美少女ゲームのネタを使ってるの草すぎる。つーかこんなネタ、おっさんどころかレトロエロゲーに詳しくないと絶対わからないだろ!! pic.twitter.com/fG4eGin5v6
— hisabilly (@x_hisabilly_x) 2022年10月5日
ちなみに右上はFF発売前のスクウェア作品だからな。あと調べたら右上と左下はエニックスだった。右中の作品わかんねーわ。天使たちの午後は知ってる。
エロ要素だけだったら視聴を続けることは無かったでしょう。単純にギャグものとして非常に優秀だったので毎週楽しく視聴することが出来ました。ボケもさることながらツッコミの質が非常にレベルが高いと感じたのは私だけでしょうか。あと各キャラクターの設定も個性的に素晴らしい仕事をしてると思います。
それだけでも私の記憶に残る作品になるのに、最終話の伏線回収と言うか世界観の説明は度肝を抜かれました。ただのエロ要素としてテキトーでいいのにこんな完璧な説明いる?と驚いた後に、ある意味これもギャグなのか?といろいろ考えてしまいました。どちらにせよ、この作者は天才です、間違いありません。
個人的にはエロよりもギャグセンスに惹かれた作品でした。オススメです。