鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

アニメ『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』は自分が強いと気が付かない俺ツエー設定が良かった

ギャグテイスト多めで作画も良く、中々楽しめた作品ではありました。が、個人的には後半失速気味で今一つ盛り上がりに欠けた展開でした。

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lasdan.com都会から遠く遠く離れた村で暮らす少年・ロイド。
軍人になる夢を抱く彼は何を隠そう「村で一番弱い男」。
そんな彼が軍人を目指すことに周囲の村人は大反対。
けれどもロイドの決意は固く、王都へと旅立っていきました。
しかし、彼を含む村の人々はある重大な事実を知らなかったのです。
自分たちがかつて世界を救った英雄の末裔で、
全員が人間離れした力を持っていること。
そして「村で一番弱い」ロイドも一般的には常識外れに強いことを……。

youtu.be

コンセプトは完全に俺ツエーなのですが、それに気が付いてないという設定は面白かったです。でもね、絶対途中で自分がとんでもなく強いって気が付いてたって!気が付かない方がおかしいでしょう!しかし、ギャグテイスト多めのこの作品、それでも主人公は気が付かないって設定を強引に納得させてきます。寧ろギャグテイストが多めなのはこの矛盾を説明するための装置だったのかと勘繰ってます。

「自分で気が付いてない俺ツエー」で周りを振り回しながら展開するストーリーは中々楽しめたのですが、中盤以降は同じような展開に多少飽きが生じてしまいました。キャラクターデザイン的にエロ要素も入れてくるのかと思ったのですが殆ど無く、逆に女性キャラクターが主人公に惚れまくっていくのに主人公が気が付かない展開。もしかしてこれ作者女性じゃね?と思って調べたのですがそんなこと無かった。

いや、エピソード的にはエロ要素あったのか。アニメ的には弱くしたのかなぁ。

 

作者のツイッターを見てるうちに、もしかするとギャグテイスト多めなのではなくギャグメインだったのではないか?と今更考え直してる私です。見方を間違えたのかもしれません。もし興味を持たれた方はそういう視点で見た方が楽しめるかもしれませんね。

悪い訳ではない作品です。作画も良いし。強くはオススメしませんが、興味を持たれら方は見ても損は無いと思われます。