あらすじ
時間が限られた中で何故か人が少なかったケーブルカーそしてロープウェイに乗れたものの、最終便まで約1時間で黒部ダム本体を堪能することは出来たのだろうか
黒部ダムに戻ってきたのが16時過ぎ。電気バスの最終便が17時30分。最終便前に並んだところで定員オーバーになったらどうなるのだろうか?とりあえずそういった事態を避けるべく、駆け足で黒部ダム本体を堪能しなければならない。
んだけど、展望スペースが下と上にあるのです。俺、この階段を降りて登って降りて、ってそんな体力が残っているのだろうか?と不安を感じるぐらいの高低差。
これがダムから降りたところにあるレインボーテラス。
これが展望台までの階段。
どうだい?やべぇだろ?
6時間待った上でケーブルカーロープウェイを立て続けに乗車して戻ってきた俺にとって、この階段数は不安を覚えざるを得ませんでした。
とりあえず時間が無い。
まずはレインボーテラスへ!降りるのは楽だからな!
水しぶきが掛かるぐらい間近で堪能できる最高のスポットでした。
ちなみにこれが途中で撮ったもの。
迫力が全然違うでしょ?右下に見えてるのがレインボーテラスです。
さて戻ろうとしたらダム本体へ戻る前の段階ですでに呼吸が苦しい俺。あまりの体力の無さに絶望する。それでも無理やり足を上げて階段を進むも、今度は足に危険信号が発動、筋肉の限界を感じました。やばい、どうしよう。
展望台を見上げながら、次にいつ来れるのか分からないのに、ここで弱音を吐いてどうする俺!上るしか選択肢はないだろう!と気合を入れて足を前に出す。
途中で展示してあったコンクリートバケットを見てからダムを見て、これの何杯分のコンクリートを使ってるのだろうか?と驚きつつ、
多少の休憩を入れて何とか到着。その展望台から撮影した画像がこちらです。
え?レインボーテラスの画像とあまり変わらない?何言ってるんですか!全然違うでしょ!角度とか。
登った分だけ降りる訳で。それでも降りるときの方が楽よね。電気バスの乗り場に到着、結構な人が行列を作っていたものの大して待たずに何とか17時前後の便に乗ることが出来ました。最終便の一本前。本当にギリギリだったな。
結果として丸々一日黒部ダムに要してしまいました。ってその殆どが扇沢駅での待ち時間ですけどね。
扇沢駅に到着。
駐車場にはまだ車がいっぱいありました。おかしいな、まだ黒部ダムにこれだけの人間が残っていたかなぁなどと不思議に思いながら、黒部ダムの一日が終わりました。
扇沢駅で6時間待機という大失敗をしでかしましたが、なんだかんだ記憶に残る素晴らしい体験ができました。良かった良かった。
後日、多くの人間がバス待ちしていたのにケーブルカーやロープウェイがあまり混雑していなかった理由が、帰り際の時間でも駐車場に車がたくさん残っていた理由が判明しましたが、それはまた次回!