前回までのあらすじ
6時間も待ちやっと黒部ダムに到着した我々だが、まだミッションは終わってはいなかった
夢にまで見た黒部ダムに到着するも、堪能することなくダムの反対側へ向かいケーブルカー乗り場の状況を確認する。1,000人以上が我々の前にここに来ているのだから、さぞかしケーブルカー乗り場も混在しているのだろうと思っていたら、なんだか人がまばらなんですけど・・・?なんでだ?
直近の便には乗れなかったものの、5分後の便に乗ることができました。あれれ?なんか思ってた展開と違うぞ?乗れるんだから良いんだけどさ。
チケット売り場で確認し、ロープウェイの料金も払ったぜ。
折角黒部ダムに来たのに料金が高いとかそんなこと言ってられるか!次いつ来れるのか分からないんだもの、今を全力で楽しまないとな!!
ってことでケーブルカーが到着。デザインがレトロでいい感じだわ。
と思って調べたら昭和44年開業以来ずっと使い続けてる車両だそうで。すげぇな。ちなみに日本で唯一の全線地下式のケーブルカーなんだそうです。やはり乗れて良かったわ。景色的にはトンネルばかりなので面白くないんだけどね。
黒部平に到着後そのままロープウェイの乗り場へ直行。
この段階ではっきりと「寒い」と感じました。さすがに標高が上がると体感でも気温が物凄い下がっていることを認識できます。
って調べたら俺ロープウェイを撮ってなかった!のでHPの画像を貼っておきます。
ここでも直近の便には乗れなかったものの、5分後の臨時便に乗ることができました。良かった!
実はこのロープウェイが一番乗りたかったんです。時期的にも紅葉してないし雪も無いのですが、それでも景色は圧巻でした。もう、ただただ凄いの一言。思わず乗ってる間画像を撮るのを忘れてしまいました。動画は撮ったんだけどね。
公式の動画がありましたので貼っておきますね。
(TKAR011)立山黒部アルペンルート 立山ロープウェイ- Tateyama Ropeway -【4K】JAPAN
大観峰に到着。標高2,316m。さすがに寒い。確か外気温が7℃とか9℃だったと思う。数日前まで30℃以上の世界で生活していた私、事前に気温が一桁になるとは調べてはいたのですが全く想像できなかったんですよね、とりあえず防寒着を持っていけばいいやぐらいで考えていた自分が甘かったです。ちゃんとその中に着る服も用意しておけばよかったと後悔するぐらいの寒さ。いい経験ができました。
大観峰から撮った画像がこちらです。
奥に見える湖が黒部湖。左にあるのが黒部ダム。2,000mオーバーの山々に囲まれたこの地にダムを造ろうと考えた人、頭おかしいわ。そして本当に作っちゃったんだもんなぁ。
このロープウェイ、途中に支柱が無いので新鮮でした。景色的にも最高ですよね、支柱が無いから。
こんな高い場所にも関わらず、ロープウェイ乗り場の奥にトロリーバスがありました。標高2,300mの山の中にバスの発着所があるんだぜ?なんかすげぇなやっぱり。
寒さと空気の薄さを堪能しロープウェイで黒部平に戻ってきてから撮影。やはり支柱が無いのは見ていて不思議な感覚になりますね。
この黒部平、一番上の展望台から黒部ダムを見ても、
全く見えません。もし黒部ダムに行かれる方、絶対にロープウェイを利用して大観峰まで登ってください。見える景色が段違いですから!
ケーブルカーで黒部ダムに戻ってきました。時間的には2時間程度でしたが、有意義な体験ができました。
やはり乗ってよかった。黒部ダムに来たらロープウェイに乗りましょう。オススメです。
時計を見たらすでに16時を過ぎておりました。電気バスの最終便が17時30分。それまでに黒部ダム本体を堪能することができるのだろうか?
次回へ続く!