シベリアさんから意味深なメッセージが届きました。
メッセージカードに対して返信とかしたこと無いなぁなんて思ったのですが、そんなことよりこの内容なんですよ。
ひこうじょうのそばを とおったときに オメェのカオが アタマにうかんでよぉ。
なんで飛行場のそばを通った時に私の顔が浮かんだのでしょうか。読んだ時は意味が分かりませんでした。
ここ数日グルミンさんから悩みアイコンが出続けていたので、シベリアさんが悩んでいたものの全く警戒しておりませんでした。どうせ何か俺に売りつけるかプレゼントだろう?と。
ぎゃああああああああああああああ!!!!
即引き留めました。
恥も外聞もなく、どんな住民でも引っ越しの相談が来たらその住民のためを思って送り出すと決めていたのに、あっけなくその誓いを反故にしました。
引き留めたときのシベリアさんのなんとも言えない表情が胸に突き刺さります。
この島の記憶を持ったシベリアさんにまた会える機会があるのなら、私は笑顔で送りだせたんです。しかし、引っ越したアップルさんと離島で再開した時、彼女は私との記憶を失っておりました。私の知ってるアップルさんではありませんでした。
だからこそ、私はシベリアさんとの別れを受け入れることができませんでした。
ごめんねシベリアさん、私のわがままで引き留めてしまって。
悲しい気持ちのまま島を巡回していたら、蛇口を捻って水を出して笑顔になってるシベリアさんを見かけました。
やはり彼とのお別れは、今の私には無理です。それを改めて確信しました。
夜、傘に対する熱い思いを語るシベリアさん。
あああ、ダメだ、俺はシベリアさんの虜なんだよぉぉおお!
二度と彼の悲しい顔を見たくないので、悩みアイコンが出ていたら声を掛けないようにしてきます。そして、万が一引っ越しを言い出しても、私は必ず引き留めるでしょう。何回でも。
ジューンブライドイベント二日目。
所狭しと家具を置いてやりました。
あ、自分を消すの忘れてた。