アドラステア帝国次期皇帝であるエーデルガルドさんが級長のクラス。
最初に受け持ったクラスのなので思い入れがあります。貴族野郎や引きこもりやビッチ歌姫等々面子が濃いなぁと感じておりましたが、今思えば一番まともなクラスでした。他のクラスがやばすぎるだけなのですが。
*ネタバレがありますのでご注意ください。
クラスメイト
エーデルガルド
人気が無いのが可愛そうですが、ストーリー的には仕方がないかもしれません。未来に対するビジョンを明確に持ち確実に実行し成し遂げようとした、この作品で一番有能な人物かもしれません。
このビジュアルできゃははうふふエピソードがあれば人気も上がったのかもしれませんが、イチャコラした記憶が殆どありません。アーマーナイト姿で大きな斧をぶん回してる彼女が鮮明に焼き付いております。
ヒューベルト
こんな奴好きになれる訳ないじゃん、と思ってたのに今では愛おしくて仕方がありません。
彼のエーデルガルドへの感情は忠義なのでしょうか、愛のなのでしょうか、私には分かりません。ただその感情があまりにも純粋で素直で真っ直ぐなことに感動さえ覚えました。王国ルートでの彼の手紙はそれさえを超越し世界さえ愛してることを知りさらに彼への評価が上がりました。
ドロテア
美しく実力もある歌姫であり士官学校へ入学し将来の旦那を物色する彼女。しかしその生い立ちの壮絶さを知り見る目が変わりました。
ユニットとしても理学は勿論信仰で遠距離回復魔法を覚える優秀さは全ユニットで一番と言っても過言ではありません。
フェルディナント
貴族であることを前面に出してくる奴を好きになれる訳が無いと思っていたのに、気が付いたらなんていい子なんだろう!と愛おしい存在になっておりました。
とくにドロテアとの支援会話が堪りません。なのにクリアした2回ともベルナデッタとくっつきやがりました。なんでだ。
実は全ユニットで一番踊り子に向いてるのが彼です。敵の攻撃をひらひら回避しながら返り討ちにする姿は美しい。
ベルナデッタ
引き籠り美少女とあざとい設定に好きになれませんでしたが、ジェラルドが殺された週、彼女が引き籠らずに外に出てたこの画像のシーンでキュンとしました。
ユニットとしても弓使いにしては珍しく力がガンガン上がっていくし紋章で2回攻撃になるし近距離でもスキルで反撃するし特技で敵の移動を制限するしで最強です。
カスパル
貴族の次男も大変だなと思いつつ、中身がストレートすぎる性格のなので今一つ好きになれませんでした。
ユニットとしてもクリアした2回とも大した成長を見せないまま終わりました。力がある訳でもないし速くもないし防御も弱いし、使い勝手が悪かったなぁ。
彼の父親であるベルグリーズ卿のカッコよさは光りましたけどね!
ペトラ
何年経っても言葉が覚えらえなかった残念な方。ボケ要因としては貴重な存在でした。彼女とベルナデッタのやり取りはシナリオを書いた人を褒めたい。
ユニットとしては魔法系以外の兵種ならば3番手につけるぐらいの戦闘狂に育ちます。何より敵として出てきた時の厄介さは一番でしたね。攻撃が当たらないんだもの!
リンハルト
論理的に行動できる常識人、故にこの舞台設定だと完全な異常者扱いになってしまうのが面白い。いや、いつの時代でも彼は異常者か。
リブローが使えるだけでも優秀なのに理学も行けるエキスパートにもかかわらずなぜか最上級職であるグリモリィに何故なれないんだ!と憤ってたらあれって女性専用だったのね(4ルート全クリしてから知った)。
帝国ルート
仲間になったフレンが敵になって普通に牙を剥いてきた時に、この作品の凄みを感じました。
このルートを最初にクリアしたお陰で教会に対して不信感が芽生えてしまったので、選択を間違えたかなぁと思ってたのですが完全に杞憂でしたね。
唯一エーデルガルドが幸せになれる筈のルートなのに闇に蠢くものとの決着も付かず、なんだか中途半端な印象でした。主人公とのイチャコラも夜這いぐらいしか無かったしなぁ。
料理が苦手で剣とか斧の方が得意ってのも萌えポイントになるのでしょうかいやなんねーよ。
今思えば、この世界観を知るためのチュートリアル的な側面もあったのかもしれない、と思った帝国ルートでした。