ニンテンドースイッチのゲーム『Florence』は私が知ってるぐらいスマホゲーで話題になっていたので購入したのだけれども良くあるストーリーの上に単調なミニゲームを当てはめただけの物足りないちょっと残念なゲームだったよ!
配信日 2020年2月13日
メーカー Annapurna Interactive
ジャンル アドベンチャー
価格 700円
Florence - Release Date Trailer - Nintendo Switch
評判が高かったしトレーラーを見てワクワクしたので思いっきりハードルを上げてしまった私が悪いのかもしれませんが、ストーリーもゲーム性も単調であり、しかも約2日でクリアできるぐらいのボリューム、正直褒められる要素を見出せませんでした。
多くの方が絶賛しておりますが、単純に私が合わなかっただけだと思います、思いたいです。
面白さ
毎回この手の作品に触れたときに考えてしまうのですが、ゲームとしての「面白さ」って何なのでしょうか。アクションやRPGやSTGなら操作性や達成感等々様々なファクターが当てはまるのですが、この作品をプレイ中に遭遇した「ゲームとも言えないミニゲーム」に遭遇した時、そこに面白さを見出すことが出来ませんでした。ストーリーの演出でしかない。というかこれをゲームと言いたくない。
こんな簡単な算数がゲームって言える?
こんなジグソーパズルの幼児版みたいなのがゲームって言える?
こんなものに面白さを見出せるわけがありません。
ならば、ストーリーでプレイヤーを楽しませなければならないのですが、結論から言いますと、ストーリーは平凡で面白みも新鮮味もなく、それでいてあっけなく終わってしまいました。んじゃあこの作品の肝ってなんなの?と思わずにいられません。そして何故この作品が評価が高いのかもわかりません。
雰囲気はいいし演出もなるほどなぁと感心した部分もありましたが、ゲーム性は皆無でストーリーは凡庸、私にはこの作品に面白さを見つけ出すことが出来ませんでした。
スマホゲーってこんなものなの?こんなもので評価が得られるの?
操作性
元々スマホゲーを移植しているので、タップで行うべき場面をコントローラーでする場面で若干の違和感がありましたが、特に問題ありません。というか操作するシーンがあまり無かったなぁ。操作性が必要なミニゲームが無かったし。
グラフィック
いろいろとこの作品の肝は何なのか考えて考えて捻り出した結果、デザインなのかもしれないなぁと辿り着きました。
このキャラクターデザイン、好きなんですよね。だから購入に踏み切った部分もありますし。
日本人にも受けがいいデザインなので、もしかするとアジア系の人かなぁと思ったのですが見当たりませんでした。
主人公が中国語で会話していたのでアジア系の人達中心に作られたゲームだとばかり思っておりました。
ゲーム内で製作者が実写で登場って面白いですね。スチームワールドシリーズの製作者も実写で出てたっけなぁ。物凄いパンクな人だった記憶があるわ。
サウンド
記憶に残ってないので邪魔にはならなかったようです。
リプレイ性
リプレイ要素は皆無です。
ストーリーの分岐がある訳でもなく、ミニゲームのタイムアタックがある訳でもなく。
感想
ストーリーとしては刺さる人は刺さるのかもしれません。しかし、へそ曲がりの天邪鬼な私には1㎜も刺さる部分がございませんでした。単純にありきたり過ぎる内容だったものでして。もう一捻りあるのかと思ったらそんなこと無かったぜ!って感じで終わってしまった印象です。思わず「何の捻りも無いのかよ!」とツッコミを入れてしまいました。
ベタなお話が好きな方なら刺さるのかもしれません。こればかりは人それぞれですので、興味を持った方はプレイしてみても良いのではないでしょうか。私はゲームという媒体として見た場合、どうしてもこの作品をオススメすることができません。
ちなみにIGNJapanのクラベが絶賛してるのでこちらも読んでみて下さい。というか俺これ読んで購入したからね。
ただただ、私には合わなかった。それだけです。
評価
良い点
・デザイン
・雰囲気
悪い点
・ゲームとは言えないミニゲーム
・ありきたり過ぎるストーリー
・ボリュームの少なさ
評価
・2/10