ニンテンドースイッチのゲーム『アーケードアーカイブス ロードファイター』は30年以上前の作品で逆にハンドルを切る「逆ハン」なる概念を初めてゲームに投入した画期的な見下ろし型レースゲームだよ!
配信日 2019年7月25日
メーカー Devolver Digital
ジャンル ハムスター
価格 838円
アーケードアーカイブス ロードファイター_20190823010933
公式な動画がありませんでしたので短めのプレイ動画を貼っておきます。
私が小学生の時ファミコンでプレイしまくった大好きな作品です。アーケードアーカイブスで配信されて本当に嬉しい!思わず購入してしまいました。
早速プレイしてみたのですが、こんなに難しかったっけ?と驚くばかりです。よく俺クリアできたなぁ。
面白さ
ゲームに「逆ハン」を取り入れた最初の作品だと思っております。いわゆるカウンターステアですね。本来は後輪が滑った時に逆ハンを切ってスピンを回避するテクニックですが、この作品ではライバルの車に衝突した時の挙動を抑える形で使用します。
下の画像が衝突後挙動が不安定になった状態です。車体が右に傾いてますのでコントローラー左でカウンターを当てると抑えることができるんです。
この要素こそが『ロードファイター』が他のレースゲームとは全く違うものになった画期的なアイディアでした。この斬新なルールに小学生だった私は感動し、プレイしまくってました。一時期1日1回はクリアしないと気が済まなかったぐらいやり込んでた記憶があります。スピード感もかなりあったしね。私の中では衝撃的な作品でした。
そんな思い出のあるこの作品、プレイしてすぐに思ったのは「こんなに難しかったのか」でした。1面さえクリアできない体たらく、小学生の俺ってゲーム上手かったんだなぁ。
まあ何回もコンティニューすればクリアできるだろうと思ったら、何をどうやっても一回しかコンティニューができない。せっかく3面まで進めてもゲームオーバーになって最初からやり直し。いやいやいや、なんでこんな仕様にしたのよハムスターさんよぉ。
昔クリア出来なかったゲームを難易度設定ややりなおし機能を付けて販売されている昨今、まさかコンティニュー設定に制限を設けてくるとは思いも寄りませんでしたよ。アーケードアーカイブスの作品を数本購入しておりますが、メタルスラッグとか何回でもコンティニューできたじゃん!なんでロードファイターだけ制限付けたの?なんで?
今までハムスターなる会社には応援の意味を込めて購入していたところもあるのですが、この件で不信感を持ってしまいました。非常に残念でなりません。
操作性
特に問題はありません。ギアのローとハイを違うボタンに設定してるのは面白いですよね。同時押しでブレーキとかも。後にも先にもこの作品だけかもしれません。
グラフィック
30年以上前の作品ですからそりゃあしょぼいです。
でも、私はこのドット絵でも何の問題もなくプレイできます。それどころか脳内でリアルなビジュアルに変換しております。いわゆる「見立て」をしてるのだと思うのですがどうでしょうか。
サウンド
良く考えたらこのゲームBGMなかった!エンジン音とスリップ音、あとたまに出てくる隠れキャラの飛んでる音しか無かったわ。
スーパーマンも飛んでた気がする。コナミマンかもしれないけど。
ボーナス
コナミマン、戦闘機、列車
画面下方から出現し、上方に去って行く。上方に消えると、3000点のボーナス。
コナミマンだった!
リプレイ性
コンティニュー制限があるため何回もプレイして上達しないとクリア出来ません、ってそれをリプレイ性と言うのか分かりませんが。
オリジナルモード以外にもハイスコアモードとタイムトライアルモードみたいなのがあったのでやり込み要素はあると思います。
感想
とにもかくにも昔のゲーム。当時プレイしていた私のような年寄りが昔を懐かしんでプレイするものであり、今の若い人たちにはプレイしても面白みを感じないと思われます。
また、コンティニュー制限があるため腕が落ちたロートルにはクリアできません。中断セーブ機能とかあるのにね。この制限は本当に意味がわかりません。
評価
良い点
・懐かしい
・新しいモードがある
悪い点
・コンティニュー制限
評価
1/10
2車線しかない狭い道路でも、小学生だった俺はカウンターを当ててガードレールへの衝突を回避してたんだよなぁ。凄かったんだな当時の俺。