鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

脚本こそ作品の肝 だと思ってます

確かにネタ切れだもんね、って駄目だろ海外ものは。

anond.hatelabo.jp

大河ドラマの定義がわからないので調べてみました。

大河ドラマ - Wikipedia

NHKにおけるドラマの枠の総称である。放送形態は1回45分・日曜夜・1年間(50回前後)放送。第1作放送開始以来、枠としての中断は一度もない。『連続テレビ小説』と並んで、NHK、ひいては日本のドラマの代表格としてメディアでも取り上げられ、視聴率の変遷がネットニュースなどで頻繁に取り上げられる。

作品内容は、日本史上の人物の生涯を描く一代記がほとんどである。ただし、架空の人物が主人公や主要登場人物を占める場合もある。主人公男性であることが多いが、2000年代以降女性主人公の作品も多く作られている。

ドラマ枠の一つ、って書いてありますね。内容による定義はないのですね。もちろん枠へのイメージがあるのであまりそれとズレた内容だと視聴率が取れないでしょうが、今までのような戦国幕末ばかりですといい加減ネタ切れですよね。

「いのち」などの現代劇でもいいと思うんですけどね。

というのも、いくら予算がある枠であっても、合戦シーンを頻繁に撮影するほどの予算はないんです。なので、どうしても物語的に残念な仕様になってしまう傾向があるんです。脚本家のジェームス三木も苦言を呈していましたね。盛り上がりを戦闘シーンに持っていく脚本を書いたのに、予算が無いからその合戦シーン自体を飛ばされた、とか。

ジェームス三木 - Wikipedia

あれ?!まだご存命でしたか!勝手にもう亡くなってるかと思ってた!

 

今回の「いだてん」ですが、その予算をキャスティングに全振りしてるのが見て取れます。甲冑やら合戦シーンやら、戦国幕末ものには欠かせない予算がそちらに振れるからこそだと思います。

私としてはこういう贅沢な作品が見たかったんです。

 

ドラマや映画で一番お金を掛けるべきところってどこだと思いますか?

今は主役のキャスティングにお金を掛けておりますが、一番重要なのは「物語が面白いかどうか」だと思うのです。そこが軸で、それに演出だの演技だのが肉付いて一つの作品になるのだと思っております。そしてそれを管理コントロールするのが監督。

私としては、脚本にこそお金を掛けるべきだと思っております。

 

宮藤官九郎は私の中で一番面白い物語を書ける脚本家だと思っております。

ジェームス三木橋田寿賀子あたりはレジェンドですね。坂元裕二は癖がありますが大好きです。踊る大捜査線は監督の手柄ではなく脚本家の君塚良一の手柄だと思ってます。

あまり脚本家を注文して作品を見る方は少ないとは思いますが、出来れば、彼らに注目して欲しいです。