浮世絵にはあまり興味が無かった私。
栃木県那珂川町に歌川広重の作品をメインに展示している広重美術館があることは知っていたのですが、特に行きたいと思ったことはありませんでした。遠いしね。
しかし、ひょんなきっかけで西洋絵画に興味を持ち、様々な知識を得るにしたがって、近代の西洋絵画に大きな影響を与えていた事を知り、ちょっと本物を生で見てみようと思い立ちました。
そんな訳で昨年の11月に那珂川町馬頭広重美術館に行ってきたんです。
まず建屋がかっけー。
裏手から見た入口
裏山の紅葉が綺麗でした
建物の中から見た裏山
調べたら隅研吾が設計してました。さすがっすわ。20年以上前だからまだあまり有名では無かった頃なのかな。調べたら結構栃木県内に彼の設計したものがあるので驚きました。宝積寺駅、知らなかったわぁ。
この時期には「ざ・歌舞伎座」なるタイトルで展示しておりました。正直あまり覚えてなかったりして。ただ、何となくですが、浮世絵の持つ独特の構図に興味が湧いた記憶があります。
その影響でこのポストカードらを購入したんじゃなかったっけかなぁ(曖昧
こうやって改めて見ると、すげぇいいっすね。
亀山の雪の表現も素晴らしいし、箱根の色使いとか草木の描写が良いし、何より構図がどれも大好き過ぎる。ああ、すげぇいい。
購入した時はそれほど感じてなかったのですが、浮世絵いいなぁ。これはもしかすると本物を見続けてきたから私の中のセンスが上がって来たその結果なのでしょうか?
とりあえずそう思っておきます。
もう一度行ってみるかな広重美術館。