基本的にニコニコ動画にて毎日朝食を摂りながらアニメを消化しておりますが、この『放課後ていぼう日誌』はAMAZONプライムにて視聴いたしました。製作が動画工房ならばハズレは無いなと見始めたのですが、ハズレは無いどころか、最終的には私の中で今期No.1の作品となりました。
もうね、聖地巡礼したくて仕方が無いんすよ!熊本で遠いんだけどさ!
都会から田舎に引っ越してきた鶴木陽渚は、生き物が苦手なインドア派。
手芸部に入って楽しい高校生活を過ごす予定が、
散歩中に黒岩悠希と出会ったことがきっかけで謎の「ていぼう部」に入部させられてしまい、釣りをはじめることに…。
個性的な部員たちに囲まれて、陽渚の高校生活どうなるの!?
私は釣りをやりません。興味もありません。それでもこのアニメを見続けようと思ったのは、1話を見たときに感じた空気感が物凄く心地よかったからでもあるんです。何がどうなって私がそう感じたのか自分でも理解できてません。ただただこの空気感が心地いいんです。
PV見てもそれを感じられるのですがどうでしょうか?私だけ?何となくですが、風の演出が結構な頻度で入ってるからかも?なんて思ったりしてます。
単純に海への憧れが強いから、かもしれませんけどね!栃木県民は海への憧れが強いんですよ、ええ。
釣りを真正面から捉えてる姿勢も感じました。女子高生が釣りをする作品なのでそこらへんテキトーなのかと思ったのですが、作者が思いっきり釣りを愛してる人なんだろうなとあらゆる場面で感じられるんですよ!それがまた心地いいんです。
主人公が生き物苦手であるとあらすじにもありますが、苦手と言うか普通の女子高生なんだと思います、そりゃあ生きてる魚をさばいたこと無けりゃあキャーキャー言うのは当たり前ですよ。そんな彼女にこの作品では絶対に生きてる魚をさばかせるんですよ。
こういう姿勢、私は大好きです。
ちなみに、私昔から九州の方言が大好きでして。部長の熊本訛りが堪らなく好きなんです。
聖地巡礼は勿論行きたいのですが、この方言も聞きたい!って願望もあったりします。女性の九州弁、よかとねー。
聖地巡礼で検索してたらこの動画を見つけました。
2020.08.19 ゲツキン! 「放課後ていぼう日誌」人気アニメ聖地は今
アニメの再現度が凄いな!からの豪雨被害の惨状、そこからの復興、もうね、これは行かなきゃダメだろう俺!と勝手に気持ちが高ぶってしまいましたよ。
元々行きたかった旧赤崎小学校も近くにあるしね!
調べたら栃木県鹿沼市から熊本県芦北町まで約1370km!クルマで約17時間!遠いな!遠いけどいつか行くから!その時は報告しますので!
・・・本当に行けるのか?俺。
芦北町観光協会のHPを見てそのモチベーションを高めております。
釣りに興味が無い方こそ是非見て欲しい作品です。私はこの作品で釣りへの興味が増しました。釣りに詳しい方も見て欲しいですね、女子高生がきゃっきゃきゃっきゃと釣りをしてるだけのアニメではないことが分かる筈です。それどころか釣り人にマナーアップ等の啓蒙活動さえしてるからね!
この空気感と釣りへの真摯な姿勢と、何より単純に主人公の成長物語としての楽しさが詰まった『放課後ていぼう日誌』、私はオススメいたします。