2019年4月から放送されておりましたアニメ『さらざんまい』をAMAZONプライムにて一気に見ました。本当はリアルタイムで見たかったぐらい楽しみにしていたんですけどね。一気に見終わった感想としては、やはりリアルタイムで考察しながら見たかった!と後悔しております。幾原さんにしては分かりやすくて面白かったなぁ。
舞台が浅草な段階で、栃木県東部鉄道沿線住民は歓喜です。我々の馴染みのある東京は北千住か浅草ですから!
見慣れた景色がガンガン出てきてそれだけでも楽しめてしまった感があります。浅草駅とか交番とか吾妻橋から水上バス乗り場から雷門花やしき、聖地巡礼前にすでに行ってるって感覚、初めてかもしれません。そしてそれがこんなにニヤニヤできるなんて知らなかった!
逆に合羽橋あたりは行ったこと無いんだなぁと改めて認識しました。
台東区が舞台の人気テレビアニメ「さらざんまい」舞台探訪マップ先行配布イベントを浅草にて開催!! 台東区ホームページ
あと実写ED!なんですかあれ!浅草とは思えないカッコよさ!
何回も行ってるけど改めて浅草へ聖地巡礼したいと思います。ちょっと調べたら聖地巡礼した方のサイトがございました。
地図まで作成してらっしゃいます。素晴らしい。というかあの変なオブジェって本当にあったのか!あのスペースって実際にもあったのか!と驚きの連続でした。やっぱり行かないとダメだな!
舞台は東京・浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、突如現れた謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会うが、カエルと間違えた事で怒りを買い、強引に尻子玉を奪われてカッパに変身させられてしまう。「元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい」と言われ、3人はゾンビの尻子玉を探す。
あらすじ読んでも全く意味が分かりませんが、幾原さんの作品は大体そんな感じなので問題ないでしょう。見てればそのうち分かってきます。というか、この作品に関しましては幾原さんにしては分かりやすい、というか分かりやすく作ったのかも、と感じました。見ていて不思議に感じた部分はすぐに回収するようにしてましたしね。
毎回テンプレ構成で、少しずつ判明していく世界観、途中からそのテンプレ構成に変化が起こり、最終回に向けて物語が加速してく。うん、いつもの幾原さんだわ。
『ユリ熊嵐』からの反動でしょうか、登場人物が殆ど男でしかもBL展開なのが気になりましたが、それほど濃ゆいものではなかったので、それ系が苦手な人でも問題ないかと思われます。
物語としては分かりやすくすんなりと受け入れられたのですが、カッパ型生命体ケッピの設定が今一つ上手く咀嚼出来ませんでした。主人公の弟が絡むお話で、ケッピの提案が今までとの整合性が取れないぐらいシビアでダークで救いようがないものだったんです。何か見落としたのか?と不安になるぐらいの変化というか違和感だったのですが、そう思ったのは私だけでしょうか。その後の展開としても、このケッピは主人公達を救うような行動をしてる気がしません。というかよく考えたら最初から最後まで利用するだけ利用してないか?こいつ。
また、唯一のヒロインの彼女も、あまりその設定を生かされること無く処理された感があります。もっと主人公達と絡むと思ってたよ!
そしてメガネの彼。彼のとある行動により主人公に嫌われますが、同情の余地が全くない行動だったため、その後の展開に納得しないまま最終回まで流されてしまいました。これは私が出来た人間じゃないから?許した主人公、器が大きいな!
作画のレベルも高く、高いまま最終回まで維持しておりました。モブや記号等幾原ワールド全開でしたので、合わない人もいるだろうなぁと思いつつ、この作品に関しては分かりやすく作られているので、興味を持たれた方は是非視聴してください。
全裸の男の子が駆け抜けたりするけどな!
ケツから尻子玉抜かれるけどな!
敵を倒す時も尻子玉を抜くんだけどな!
こう見るとまともな作品じゃないな!!
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