ニンテンドースイッチのゲーム『六方論理』は並んでる六角形のマスの中に1か2か3を入れるだけのシンプルなルールのパズルゲームで苦手な人でもそこそこ楽しめる中々な作品だったよ!
配信日 2018年10月18日
メーカー MythicOwl
ジャンル パズル
価格 590円
Hexologic - Available on Nintendo Switch!
『六方論理』で動画検索したら私のブログが引っ掛かって驚きました。
英語タイトルなら引っ掛かるんですけど、日本語タイトルだと検索結果が非常に乏しいようでして。なぜか普通に検索しても私のサイトが検索上位に来てしまうのです。なんで10月18日のeShop更新のエントリーがアクセス数稼いでいるのかわかりませんでしたが、『六方論理』を検索して気が付きました。
そんな縁もあり、だったら購入してあげよう!と思い立ったわけでして。
実は配信日である10月18日に購入しようと思っていたのですが、寸でのところで思い留まったのは、動画を見ても今一つルールが分からなかったからなんです。
プレイしてみたら分かりました。実にシンプルでわかりやすい簡単なものでした。
右上は入れる数字と対応しているボタンを表示しています(Yボタンが1、Xボタンが2、Aボタンが3)。って最後まで使える数字は1と2と3だけです。
マスに付いてる数字は、その方向に足してその数になるようにマスに入れてね、って意味です。
この画像で説明すると、上の3は斜め下に足して3になるようにマスに数字を入れてね、ってことです。3マスなので、1マスに1を入れるしかないのでこれはいわゆる「確定」ですね。もうこの形しかない、ってやつです。
このような感じでパズルを解いていくのです。ルールとしては数独に似ているところもあり、すぐに理解できるし実にシンプルです。
下の画面で確定してる場所がわかりますでしょうか。
真ん中の2のところです。横に足して2にするには、2マスなので1・1と入れるしかありません。
正しいとマスの枠が緑色に変化します。
これはその応用です。
何故このマスに2が入ることが確定しているのかといいますと、このゲームでは0やマイナスが無いため、足して3を作るには1+2か2+1しかありません。そして重なるように横に足して5を作らなければなりませんが、2マスしかないので3+2か2+3しかありません。3を作るのに上のマスに3を入れてしまうと3以上になってしまうため、必然的に2しか入れることができない、とわかるんです。
そんな感じで問題を解いていきます。
先に進むと不等号を使ったギミックや、
3以上の数字がすでに入ってるマスが登場するギミックや、
同じ色のマス全部に同じ数字が入ってしまうギミックが登場したりします。
90問でクリアになったのですが、もっとあるのかな?形が一緒で数字が違うバージョンがあるのはわかったのですが。
一応クリア画面、だと認識してるスタッフロール画面です。名前がスラブ系ですね。
メーカーを調べたらポーランドでした。なるほど。
独自ルールでそれに沿ったパズル構成はじつに素晴らしい!と評価しております。
わたしとしてはこの面は痺れました。
真ん中の7がある横列一番右は絶対に2なんです。それが見えた時の気持ち良さといったら!これが見えたらあとは作業になってしまうのですが、その作業も楽しいです。
しかし、せっかく独自なルールに基づくパズルゲームを構築したのに、あまりうまく生かせてないんです。上のような気持ちいい問題が少なすぎるんです。もっと解いたら気持ちよくなるような構成を作れたんじゃないの?と思ってしまいました。
だってほぼ1日で90問クリアしちゃったんだもの!
もっと問題数が欲しいのもありますが、私としてはもっと作りこめただろう、と。
不等号を使ったギミックをもっと作りこめたでしょう。
同じ色のマスには同じ数字しか入らないギミックももっと作りこめたでしょう。
なんならそれを合わせたパズルだってもっと作りこめたんじゃないの?
非常に勿体ないなぁ、ってのが一番の感想です。
音楽も眠くなるようなものだし。効果音も背景も今一つだし。
パズル自体が独自性があって非常に面白いと感じただけに、いろいろと勿体ないと思ってしまいました。もっと作りこめるはずです。もっと面白くできるはずです。
私といたしましてはパワーアップ版を楽しみに待っております。絶対に面白くできるはずだから!(願望
・良い点
新しい独自のパズルゲーム
手ごろな難易度
・悪い点
手ごろすぎる難易度
作りこみの甘さ
・評価
6/10