とある日。いつも通り島を巡回しておりましたら私の大好きなアップルさんが悩んでおりました。煙のようなアイコン、初めて見ました。
いつものように話しかけたら、引っ越ししようか悩んでおりました。え?まじですか?
3人目の住民として我が島に来てくれたアップルさん。私の大好きなアップルさんがこの島を出ていこうとしてる。即「行っちゃヤダよー!」を選択し、・・・ようとして手が止まりました。
どうなんだろう。本当に好きなら、その好きな人の気持ちに沿うべきではないだろうか。リアルな私だったらどの選択肢を選ぶのだろうか?悩みました。
悩んで、決めました。
ああ、私も忘れないよ、アップルさん。そして今までありがとうね。
記念にアップルさんの部屋で一緒に撮りました。
統一感があっていいセンスしてるなぁと思いつつも、なんでチョウが飾ってあるんだ?なんかこれだけ浮いてないか?と感じたのですが、後から気が付きました。
アップルさんが蝶を追いかけてた
— toriid (@toriid63) 2020年4月4日
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この後そのチョウを捕まえてプレゼントしたんです。その時のチョウをこうやって大切に部屋に飾ってくれてたんですね、アップルさん。
なんだこのゲーム、俺を泣かせに来やがったよ。マジかよ凄いなこれ。こんなことがこの世界にはあるのかよ。
別れを選択した私に、後悔の念が押し寄せてきました。
翌日、しずえさんからの放送もありました。ああ、本当に引っ越してしまうんだな。
最後に、竹で作った笛を餞別として渡そうとアップルさんの家へ行きました。引っ越しの準備をしており、あの統一感のあった部屋が、段ボールのみになってました。
今後、私との日々を覚えているアップルさんに再び会うことは出来るのでしょうか。願わくば、そんな日が来ることを願っております。
ここで思わぬ事態に。なんと、アップルさんにプレゼントすることが出来ませんでした。物を渡す選択肢が出てこなかったんです。え、なにこれ、すんげぇ寂しいんですけど。
アップルさんが居たことを忘れないように、家の横に花の種を撒きました。ドサコが目ざとく見つけて観察してました。
翌日。
家ごと無くなってました。
とたけけさんのライブ。ここにアップルさんがいないのが残念でなりませんでした。
たかがゲーム内のキャラクターが居なくなっただけです。それでも、私は寂しいと思うことが出来ました。それは偏にこの作品の持つ力です。
私の知ってる、そして私を知ってるあのアップルさんと再会することはあるのでしょうか。渡し損ねた竹で作った笛は、今でも家に保管されています。いつか渡せる日が来ればいいな。