アニメコンテンツのビジネスモデルが変わってきてるんですね。やはり円盤商法(DVDやブルーレイを販売して成り立つ商法)は限界を軽く越えてたんだなぁ。
最終話である12話が盛り上がったところで終わり!ってのが非難される可能性があるのですが、このぐらいの引きが無いとOVAが売れないだろうし、Netflixの加入者が増えないし。
そう、Netflix。
もうブルーレイの売上でやりくりするビジネスモデルは完全に崩壊してるんですよね、アニメ業界。んじゃあどうやってお金を稼げばいいのか?もうNetflixとかAmazonとかHulu等のネット配信業者に売るしか無いんですよ。
アメリカではネット配信が上位に来てます、というか映画さえもすべてにおいて凌駕してる状況となっております。そのうち日本でも同じような状況になると思いますが、アニメにもその流れが来ました、というかもう来ております。
日本のドラマより実写映画より、アニメの方が世界で戦えるんです。そりゃあNetflixだって本気で資本ぶち込んできますわ。
しかも面白いのは作品単体ではなくスタジオとの連携ってところ。つまり、出来た作品を買い上げるのではなく、最初からお金をぶち込んだ状態で作品が作れるんです。それだけでもクオリティが上がるでしょうね。素晴らしい。
この記事ですとIGとボンズの名前がありますね。IGは分かるけどボンズは・・・。まあいいや。できればマッドハウスもお願いします。
一時期映画化のビジネスモデルを確立したかに見えたんですけどね。結局一部人気コンテンツしか無理だったようです。京アニは頑張ってるけど。シャフトは3部作とかやっちゃったから今一つ成功しなかったんだよ、劇場版用にアジャストしないと。ガルパンもそう。勿体ない。
クロスメディアというかメディアミックスも過去の元と化した現状、新しいビジネスモデルの構築が急がれています。本は売れないしゲームは売れない&間に合わないし音楽なんて問題外。
どうやってお金を稼ぐのか?
会社単体ではなく、業界全体で考えないといけない状態です。国からよく分からない名目で予算が滴り落ちておりますが、そのお金はどこに流れているのでしょうか?
とりあえず、超人手不足なのに作品数が増えているこの現状を変えていかないと駄目でしょう。気がつくと知らないスタジオが増えてるし。
アニメが好きなのですが、このままでは衰退の一途です。やはり黒船たるNetflixが救世主なんですかねぇ。