野暮用で東京に用事があったのだけれども折角東京に行くのだからとあまり興味が無かったのですが東京国立博物館で行われていた大覚寺展にふらっと立ち寄ってみました。ふらっと博物館に赴くってなんか俺かっけーな（自画自賛
何か込んでるなぁと思いながら入ったらキティさんがお出迎え。ちなみにこの写真、奇跡的に人が居ない数秒で撮ったんだぜ。
左を見たらとんでもない行列が！
東京国立博物館でキティさんの企画展とかすげぇなキティさん！
ちなみに法隆寺宝物館にもサンリオキャラがお出迎えしてくれてました。
そんなイベントを横目に眺めつつ大覚寺展に行く俺シブいな。
正直襖絵とか掛け軸とかその類に関して興味も経験値も知識も何もない私ですが、やはり本物を見ると違いますね、その迫力には圧倒されました。そして分からないけど分かる構図の重要性。襖4枚に何かを描くとしてこんな大胆な構図はとんでもないな！と驚くばかりです。何かが凄いのは分かるのですが、何が凄いのかは分かってない。完全に素人な私です。
実際はこういう風になっているのか、と勉強になりました。この展示があるとないとでは私の拙い想像力ではイメージ出来ませんでした。しかし凄いなぁ。
人が居たりして順番通りに撮ってないのですが、今見たらどう並べたら正しい順番になるのか全然分からないのでそのまま貼っておきます。
こちらが牡丹図。
下２枚は別作品かな。
ここからが紅白梅図。
この演出は素晴らしいというか見た瞬間声が出そうになりました。本当に美しかった。
最初の方にあったウサギ。
なんだかんだこれが作品の中では記憶に残ってたりして。
ちなみに一部界隈ではこちらがメインだったりします。
東京国立博物館で、特別展「旧嵯峨御所 大覚寺」が、1月21日から3月16日の会期で開催されている。伝説の兄弟刀「膝丸」と「髭切」が同一ケースで展示されるほか、総延長22mにわたって展示される狩野山楽の《牡丹図》など、見どころを紹介していく。
ただの展示では無く同一ケースで展示されているところが肝なようです。ちなみにこのブースだけ若い女性が群がっており、いまだにその界隈の人気の高さを実感いたしました。
購入したポストカードはこちらです。
五大明王像
松鶴図
野兎図
パンフレットも貼っておきます。
興味が無くても知識が無くても行けば楽しむことが出来るようになったのは、私にある程度の基本的な知識や楽しむための心構えなどが形成されつつあるからなんですかね。それが出来たのは分からない割にも足蹴く美術館や博物館に赴いているからかもしれません。敷居は高いけど分かれば面白い、どの分野もそういうものなのかもしれないですね。
