三国志展で満足したのに考古学展で完全にお腹いっぱい状態だったのですが、国立東京博物館の本館も見ることが出来ると知り軽い気持ちで向かいました。
結論から言いますと、完全にオーバーキル状態となりました。
この建物の1階と2階に展示されてるんだぜ!とんでもない物量&質に押しつぶされました。
一番の目玉は「奈良大和四寺のみほとけ」でしょう。
残念ながら撮影不可でしたが、圧巻でした。
奈良時代に流行した木心乾漆造の岡寺の義淵僧正坐像、平安時代初期の重厚な特色を備える室生寺の釈迦如来坐像、鎌倉時代に高度な技術で造られた長谷寺の十一面観音菩薩立像、そして安倍文殊院本尊の像内に納められていた文書など、国宝4件および重要文化財9件を含む名品が一堂に展示される。
国宝ですよ国宝!そりゃ撮影不可ですよね。
ってそれが理由で撮影不可な訳じゃないんですよ。
他の展示物で撮影OKなのに国宝があったりするんですよ!
と国宝ラッシュにクラクラしてしまいました。なんだここ!とんでもないんだけど!
国宝じゃないけど教科書で見たことあるような土器があったり、
個人的に好きな家紋瓦や、
鬼瓦や
掛け軸や屏風も展示されてました。
この大胆な構図!
芸術は全く分かりませんが、この作品を見たとき鳥肌が立ちました。
鎧や刀も展示されておりました。
これは鐙です。馬に乗るところと足を置くものですね。かっこいいわぁ。
なんか見たことあるような無いような兜がありました。
何となく秀吉が被ってたような気がする。
やけにこの刀を撮影している人が多かったのでなんでだろう?と並んでみたら国宝でした。
ん?刀の名前が、
三日月宗近って見覚えがあるような無いような。
三日月宗近 - 刀剣乱舞ONLINE(とうらぶ) Wiki*
女性に人気のゲームのキャラクターの元ネタなんです。まさか本物がここに展示されてるなんて知りませんでした。一部界隈ではここが聖地なんでしょうね。
東京国立博物館、侮ってました。こんなものまで用意してあるし。
一人じゃなかったら絶対に顔入れて撮影してたのに・・・!
懐の広さまで垣間見えた東京国立博物館、堪能しまくった私はかなり疲れておりました。歩いた距離もさることながら、目の前の展示物を脳内で処理するのにもかなりスタミナを消費してしまいました。ここまで国宝とか重要文化財とかを生で見たのは初めての経験だったものでして。
そろそろ帰ろう、本当にここから出ていこう、そう決意して建屋から出たのですが、左手に「東洋館」なる別の建屋が目に入りました。
え?まだあるの?うそでしょ?
東洋ってぐらいだから中国と朝鮮半島の出土品がこじんまりと展示してあるだけでしょ?と軽い気持ちで入ってしまったのが間違いでした。まさか5階分も展示スペースがあるなんて!
更なるオーバーキル状態を継続しまくることになるのですがそれはまた次回!
ちなみにこの埴輪が不思議な雰囲気で気になって仕方がありませんでした。なんだろう、この気持ち。