東京都美術館のある上野からわざわざ恵比寿に向かったのは、表参道あたりまでの通りに二つの美術館があることを知ったからだったりします。その内の一つが山種美術館です。
日本画の専門美術館 山種美術館(Yamatane Museum of Art)
最初ただのビルにしか見えなくて「本当にここ?ここなの?」と不安になったのですが、

建物の近くにこれがあったのでホッとしました。

入口付近に書いてありましたが、もう少しアピールしてもよろしいのではないでしょうか。本当に不安だったのよ。

中に入ったら驚きましたけどね。だって凄い人でごった返してるんだもの。通りにはあまり人が歩いてなかったのに中にある飲食スペースは満員。待ってる人もいるし、美術館のチケットを購入する人の列もあるし。こういうシーンに立ち会う度に、美術館に来る人って世の中にこんなに居るのか、と驚きます。
チケットを購入する列で待ちながら、これもきっと有名な人の作品なのかなぁ、なんて思いながら撮っておきました。わかんないけど。

って調べましたら加山又造なる方の作品でした。
山種美術館の顔ともいえる加山又造の陶板壁画《千羽鶴》(山種美術館蔵)は、1階ロビーから地下展示室へと続く階段の壁面に常設展示されています。この作品も今回の「琳派から日本画へ」展の出品作品の一つです。 pic.twitter.com/LHz5KkkVok
— 山種美術館 (@yamatanemuseum) 2013年3月16日
やはり作品だった。陶板ってことは徳島の大塚国際美術館と関係あるのかな?なんていう思考が生まれるのも、ここ最近身に付けた知識のお陰ですね。ってただ単に山田五郎のYoutubeで見ただけなんですけどね。
あとこんな立派なビルなのに美術館は地下にあるんかい!と田舎者の私は驚きました。
私が訪れた時に開催されていた展覧会はこちらです。
【特別展】花・flower・華 2024 ―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら― 〔過去に開催された展覧会〕 - 山種美術館
パンフレットを貼っておきます。


グッズ展開等を見るにパンフレットの表紙を飾る作品を推しておりましたが、私はそれ以上に今回購入したポストカードのこちらの作品に心を奪われました。
荒木十敏 四季花鳥

公式のXに上がってる画像の方がより美しいので貼っておきますね。
\乞うご期待!/
— 山種美術館 (@yamatanemuseum) 2024年2月9日
荒木十畝《四季花鳥》( #山種美術館)
春夏秋冬、それぞれの画面に花木があふれんばかりに描かれています✨まさに百花繚乱‼
実は、よく見ると美しい鳥たちの姿も…🤭
豪華絢爛な本作品は「花・flower・華2024」展(3/9~5/6)でご覧いただけます😊
皆さま、お楽しみに! pic.twitter.com/zEFPxoitVP
こう見るとポストカードの色、全然違うのよね。Xの画像もちょっと違う。実物はもっと色彩が鮮やかでした。まだまだ経験の少ないにわかですが、それでもこれだけ生で作品を見続けていくと、やはり違いが分かってきてしまうものなんですね。やはり作品はちゃんと実際のものを見ないと駄目ですね。
ちなみにこの山種美術館、常設展示がありません。なので展示会の内容次第では今後行くことは無いかもなぁなんて思っていたのですが、予定を見たら心が揺れました。
【特別展】犬派?猫派? ―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで― - 山種美術館
猫と言えば菱田春草は外せません。藤田もね。
【特別展】没後25年記念 東山魁夷と日本の夏 - 山種美術館
東山魁夷の青は実際に見てみたいわ。
もしかすると近いうちにまた山種美術館に行かざるを得ませんね。