親子共々Gの帽子をかぶって巡回していたのですが、とあるブースにて「その帽子、何の帽子?」と尋ねられました。そのブースがこちらです。
これだけ大きくなったゲームというジャンル、歴史としても40年近く経ちますと昔のゲームの開発資料にも価値が発生します。今まで倉庫の奥で眠っていた、もしくは廃棄されそうになっているこれらの資料を保存していこうという動きがございます。
その一環として、東京ゲームショウにてブースを設け、過去のゲーム開発資料を展示しておりました。
資料を見たのですが、上司のハンコが押印されてたりして、ゲームだけど普通の会社の企画書と同じなんだな、と驚きました。
そのブースにて対応して下さった方に、展示されていた開発資料のゲームに対する思いを語りました。
特にセガの『アウトラン』は物凄く思い入れがありまして、オープンカーに乗ってマジカルサウンドシャワーを聞きながら海の近くを走るのが夢だったことを話しました。
タイトーの『チェイスHQ』は敵の車に追いかけてぶつけて逮捕するという画期的なレースゲームでしたよね、なんて話しました。
ナムコ『ファイナルラップ』は視点変更ボタンで無駄に視点を切り替えてました、なんてことを話しました。ってこれが完全にセガ『ウイニングラン』の勘違いだった訳でして。
帰宅後にこの勘違いに気が付きました。恥ずかしい。
んで、先ほどの記事を見たら、対応してくれた方が掲載されていたんです。
関連記事も確認して、この方が元ナムコの岸本好弘氏だとわかりました。
ナムコで偉い人だったんだろうなとお名前で検索を掛けたら驚きました。
岸本 好弘(きしもと よしひろ、1959年1月22日 - )は、兵庫県姫路市生まれのゲームクリエイター。元東京工科大学メディア学部准教授。学士(理学)。「ファミスタの父」、または食通としてメディアに紹介される場合がある。東京都大田区在住。
ファミスタの父!しかも『パックランド』や『バラデューク』もこの人なのか!!
そんなナムコの人にナムコの『ファイナルラップ』とセガの『ウイニングラン』を間違えて話しちゃったのかよ!
・・・恥ずかしすぎて悶絶してます。
2007年12月21日、プロ野球ファンの集うトークライブイベント『プロ野球ナイト#24』に「ファミスタの父」としてゲスト出演。ファミスタ1作目について「パ・リーグの選手を知ってもらいたいから作った」という旨の発言をした。
当時関東地方ではテレビで巨人戦しか放送されてなかったものですから、本当にファミスタでパリーグの選手を知ったんですよ。私はレールウェイズの投手やまだを愛してました。ファミスタは毎年発売されてはその都度購入してたっけなぁ。
ファミコンの『ベースボール』から『プロ野球ファミリースタジアム』への変化は驚異的でした。この方の記事を読めばどれだけ凄かったのか分かると思います。
これから
これになるんだぜ?
同じファミコンで、たった3年でここまで進化したんだぜ?どれだけ当時の子供に衝撃が走ったか!打った球を中心に斜めにスクロールしていくのも私には衝撃だったんだから。
そんなファミスタを作った岸本さんと会話していたことに、今更ながら興奮しております。
と同時に、『ファイナルラップ』と『ウイニングラン』を勘違いして語ってしまった事を恥ずかしくて狂おしいほど悶絶しております。頭抱えてあ”-って叫んでます。
「その帽子は何?」って岸本さんが聞いてきたのですから宣伝になったねガンビット!って俺「わかりません」って答えたから宣伝になってねーや。ごめんねガンビット!