まだパソコンでゲームを作ってる頃からスクウェアなる会社を知っておりました。
この作品で名前を知ったのかもしれません。
プロジェクトEGGで販売してました。
ALPHA | プロジェクトEGG | レトロゲーム配信サイト
ファミコンには『テグザー』の移植が最初だったと思います。『キングスナイト』はTVCMを覚えていますが買いませんでした。友人が持ってたのでプレイいたしましたが、私には難しすぎて楽しめませんでした。
『とびだせ大作戦』はまんま『スペースハリアー』でしたが、ゲームで立体に見せようとする試みは面白かったです。『アップルタウン物語』は主人公を動かさずに見てるだけという挑戦的な作品でした。今思えば常に新しいことを仕掛けてたんだなぁ。
しかし、私の中では中堅どころか弱小メーカーの一つでしかありませんでした。大人しくパソコンでゲーム作ってれば良かったのにとさえ思ってました。
それが『ファイナルファンタジー』の大ヒットで一躍トップメーカーに伸し上がるんだから世の中分からないですね。ちなみに発売当時は『ドラゴンクエスト』のパクリゲーとして見られてました。しかし、ドラクエの続編が中々出ない中、FFはシリーズをバンバン発売し、その度にクオリティを上げ新しいことにチャレンジし、同時に会社としても『聖剣伝説』や『SAGA』や『フロントミッション』とシリーズ化に成功したヒット作をバンバン輩出していきます。
どこでおかしくなったのでしょうか。
私の大好きなスクウェアは、今では見る影もありません。いや、売上や利益や会社規模は順調で巨額で成功してるのかもしれません。しかし、ゲームが好きなおっさんの私からすると、もうこの組織は過去の栄光というか出涸らしで生き延びているようにしか見えないんです。
東京ゲームショウで大々的に『ファイナルファンタジー7』のリメイクを推してました。リメイクをここまでお金掛けて推すってどうなのでしょうか。
こんなものまで作っちゃって。
頂いた小冊子は出来の良い代物でした。しかし内容が悲しいものでした。
「生まれる前から伝説」の一文に吹き出しました。ただのリメイクに莫大な資金と時間とリソースを費やしてますからね、すでに伝説ですわ。
アベンジャーズでゲームを作ってるようですが、来年の5月発売って遠いな!しかもゲーム画像が全くありませんでした。大丈夫か?どうせ3年後ぐらいに発売なんだろうなぁ。
3つ目にPS4からの移植作を掲載してる段階で悲しい気持ちになりました。どんだけ弾がないんだよスクエニ。まあこれはエニックスということで。
これもリメイク。そしてFFの名前を使った作品2個目。
これまたリメイク。
またまたリメイク。
サガ2本目、スマホゲー。そしてリマスター、FF3個目。
またリメイク。
海外ゲームの日本版。
海外ゲームの日本版。その2。
ドラクエ10オンライン。
FF14オンライン。FF4個目。
スマホゲー。
スマホゲー。
またSAGAかよ。3個目。
海外ゲームの日本版。その3。
裏表紙。
物販などを飛ばしましたが、ゲーム関係は全部貼り付けました。
どうです?すごいでしょ?過去の遺産から出涸らしを吸いだしてる感が。FFとSAGAばっかりじゃねーか!まさかスターオーシャンまで引っ張り出してるとは思いませんでしたよ。
リメイクリマスタースマホゲー。たまにドラクエ。そして海外作品のローカライズ、ってこれがまたスクエニの仕事っぷりが酷くて評判悪いんだわ。
この小冊子を見て、スクウェアは終わった会社だと感じました。末期のナムコと同じ状態なのかなぁ、シリーズものしか出せなくなったら終わりですよ。失敗しても新しいIPを出していかないと。何でもかんでもFFつけりゃあいいと思ってる経営陣がやばいですね。
あと作品を出すのに時間が掛かり過ぎてます。その癖新鮮味が無いし面白くもないという最悪なパターン。ってこれはスクエニだけではなくAAAと呼ばれる大作によく見るケースなのですが。
スクウェアエニックスは大きな会社になりました。それ故に、情熱をもってゲームを作ってる人の割合が減っているのかもしれない、なんて印象を受けております。
ちなみにこの着ぐるみの正体が分からなかったのですが、今回の記事を書いていて判明いたしました。『ライフイズストレンジ2』のキャラだったのか。