【東京ゲームショウ2019】紹介文で話題になった『ALPHA』のメーカー「要」を調べたら驚いた

ニンテンドースイッチのeShopにて割とよくあるタイプのドット絵見下ろし型アクションゲーム（いわゆる神トラ系）が配信されました。見た目も地味だしタイトルもありきたりだし、何も話題になる要素が無かったのですが、一部界隈でざわついたんです。その原因は、作品を紹介する文章にありました。

一人でやりたいから、ゲームなんだ。

今のゲームって仕事みたいだ。

仲間と時間を合わせて、皆で戦って。

それもいいけど、一人になれるゲームだってあったっていい。

時には一人の時間を楽しみたい。そんな時、黙々と戦うゲームが、あっていい。 　 KANAMEの新作ゲーム『ALPHA』は、シンプルな買い切り型のアクションゲーム。

一人で戦いステージを進む。ゲーム内課金いっさい無し。

君は、いつまで人とゲームをやっているんだろう。

◆ 買い切り型アクションゲーム 『ALPHA』 ここがポイント

◎ 完全一人プレイ かなり難しめのアクション・シューティング ・ゲーム

◎ 平均プレイ時間：2時間（長い人は数時間、もしくは…）

◎ 敵の弾を剣でかき消し、撃ちまくり、斬りまくり、ひたすらステージを進んでいく

◎ 中間セーブポイントなし、ザコ敵も強い、BOSSも強い、敵の攻撃パターンを見切れ！

◎ GAME OVERになったらステージの最初からやり直し！甘くない！

（※ だけど、ちょっとだけやさしい 回復アイテムやシールド、ボムもある）

 

この「一人でやりたいから、ゲームなんだ。」の一文が様々な人のアンテナに引っ掛かったようです。その中に私も含まれております。

また、メーカーの「要」って一文字も気になってました。作った人の名前かな？と。

安いしとりあえず購入しておこう、そう思っていたのですが、積み上がり切ったゲームの山の前で断念しておりました。

 

東京ゲームショウにてその『ALPHA』が展示されていたのを見たときは驚きました。「要」さんが一人で作って一人でスイッチに申請して、そして東京ゲームショウに出展かぁ、と思ったら胸が熱くなりました。

これも何かの縁だと思い、我が子と試遊いたしました。序盤しかプレイしておりませんが、似ているというかなんというか、ハイパー何とかドリフターでした。

スタッフの一人に声を掛けたら開発者様でした。この人が要さんか！

ステッカーを頂きました。

 

帰宅後、私のニンテンドースイッチに『ALPHA』のサムネイルが並びました。

ちなみにまだプレイしておりません。

起動したときに出てきた「要」のロゴに違和感を覚えました。

このロゴマーク、とても素人の仕事とは思えなかったんです。もしかして、要さんって一人の人じゃないかも？と思い検索したところ、株式会社要なるHPに引っ掛かりました。

なんだこの立派なHPは！とトップページを見てひっくり返りました。

iPhoneアプリ、Apple watchのソフトウェア開発やWEBコンテンツ企画制作｜株式会社要

会社概要 | 株式会社 要

従業員	75名（2019年8月1日現在）

75名！デカい！結構デカい会社だったよ！！

要さんって人が一人で黙々とゲームを作ってたんじゃなかったのかよ！すげぇ上から目線で少しは何かの足しになればとか思いながら『ALPHA』を買っちゃったよ！

社長の名前で検索したらインタビューを見つけました。

株式会社 要 代表取締役 田中恵次 | 情熱社長～情熱的な社長のメッセージ～

私が東京ゲームショウで見た人はメガネだったし顎ヒゲなかったんだよなぁ、違う人かな。

あとこのインタビューの中で、

会社を立ち上げて3年。現在、社員は総勢8人で、少しずつ会社らしくなってきました。

とあるのですが、2013年で8名だったのに経った6年後には75名に増加してるんだぜ？凄くない？この社長、やり手だなぁ。

さらに違うインタビュー記事を見つけました。

同じ写真使ってるな。

このインタビュー記事の中に

ゲームなんて作ったことのない我が社でしたが、今はNINTENDO Switchのゲーム開発をしている部隊が動いています。

とありました。作ったこと無かったのか！

『ALPHA』に続く作品が今後出てくるのでしょうか。とりあえずこれも何かの縁、私の中では注目のメーカーとなりました。

ちなみに。東京ゲームショウの看板によく見たらちゃんと「株式会社要」って書いてあったわ。