開館時間30分前に到着し待っていたのですが、私の前には軽く見積もっても100人はおり、後ろを振り返ったらとんでもなく長い列が出来ておりました。
これはやばい、と。
いくら撮影OKでも人がうじゃうじゃいたら出来ないし、顔が映ってたら加工がめんどいので、先頭を切ってガンガン撮影して駆け足で切り抜けよう、気になった展示物はその後でじっくり見よう、と作戦を決めました。
それでも前に100人ぐらいいますからね、ちょっと難しいかもなぁ、なんて思っておりました。
しかし、いざ開演したら皆さん入り口ではないブースへ行き手続きをしておりました。なんだろう?と思ったら音声ガイドのサービスでした。
吉川晃司で一般層へアピールし、
声優でオタク女子を狙う2段構え!
お陰で殆どの人がそちらへ流れ、さらに残りの人達もじっくりと展示物を鑑賞していたため、快適にガンガン撮影できました。ありがとう吉川晃司、ありがとう声優の方々。
かなり早い段階で関羽様の登場!カッコよすぎて悶絶しました。
「神になった関羽」って題も良いです。何よりこうやって撮影するときにその題が入るように展示してくれているのが素晴らしい!他の展示物もこのような気配りがなされておりました。運営スタッフの優秀さ心配りに感謝です。
趙雲は中国ではこんな顔なのか!
関羽が安定してるのに対して趙雲は容姿がバラバラですよね。私は『天地を喰らう』の趙雲が好きです。(画像は全部拾い物です)
光栄のゲーム『三國志』から入った私には、横山光輝の趙雲は違和感ありまくりでした。それでも格好良いんですけどね。
NHKで放送しておりました人形劇の人形も展示されておりました。
曹操って中国語だと「Cao Cao」なのかと衝撃が走りました。
他の人形も展示されておりましたが、なぜか献帝と曹丕が並んでました。
ああ、まあ二人とも帝だからなぁ、と納得しつつ、
諸葛亮と孟獲もまあ、戦った間柄だからまあいいかと納得したものの、
曹植一人きりの展示で笑ってしまいました。いやいやなんでお前一人なの?そもそもお前がチョイスされた理由がわかんねぇよ!他のメンバーと比べたら明らかに格落ちしてるじゃん!
と撮影しつつもそんなことを脳内でツッコミながらニヤニヤしてました。
私の中で曹植の株が上がりました。
光栄の曹植、イケメンだな。
すみません、実は甘寧も一人でおりました。
こちらに至っては記憶にさえ残っておりませんでした。甘寧、一人で展示されるほどのキャラじゃない気がするけどなぁ、と調べてみたら、
甘寧が身を寄せると、周瑜・呂蒙が連名で推薦した為、孫権は旧臣同様に甘寧を遇する事にした。この際、甘寧は、まず劉表と黄祖を討って荊州を押さえ、さらに巴蜀(益州)をも攻め、天下に覇を唱えるという「天下二分の計」ともいえる戦略を提言した。
このエピソード知らなかった。
あと呉で一番の剛の者と言えば甘寧なんですね。そういえばそうかも。あ、俺があまり呉陣営が好きではないからあまり知らないだけなのかも。
ちなみに私が好きな武将は?と聞かれたら姜維と知ったかぶって答えますが、本当に好きなのは曹操なんです。その曹操の書と言われてるのがこちらです。
日本ではまだ字が無かった時代に、中国ではすでに文化芸術として存在していたことに驚きます。そしてなにより、これを書いている曹操を想像しただけで胸が熱くなりました。
次回は武器編です。
あとこのシリーズ、とんでもない物量になってしまいました。上げるたびに過去のエントリーを貼っておくようにしておきます。