鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

とある4月18日のこと

子供が生まれてから世界が変わりました。

世の中ってこういう風に出来ていたのか、とやっと理解できるスタートラインに立てた気がしました。今までの言動が恥ずかしくなりました。

そして、子供が犠牲になった事件事故に敏感に反応するようになりました。

子供が犠牲になるのは本当に胸が苦しくなります。

そして、思い出すんです。

 

思い出すのは、鹿沼市内で起きたこの事故です。

鹿沼市クレーン車暴走事故 - Wikipedia

2011年4月18日栃木県鹿沼市樅山町(もみやままち)でてんかん患者の男がクレーン車を運転中、てんかん発作が起きたのが原因で発生した交通事故

https://www.nikkei.com/content/pic/20110418/96958A9C93819499E3EAE2E0E28DE3EAE2E6E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2-DSXBZO2696864018042011I00003-PB1-9.jpg

 

当時、仕事中に同僚からこの事件を聞きました。

「(国道)293(号線)でクレーン車が小学生の列に突っ込んだらしい」

聞いた瞬間、うまく理解できなくて、そのうち目が回りだして、吐き気を催しました。身内に起きた出来事ではないのに、あそこまでダメージを受けたのは初めてでした。結局吐けずに、ふらふらになりながら仕事をしましたが、油断すると涙が出てきて、感情をうまくコントロール出来ませんでした。

 

もうあれから8年経ったんですね。

とある通勤中、やけにパトカーとすれ違うな、国道293号線の交差点に警察官も保護者も多いな、歩道橋の上にテレビカメラで撮影してるな、と途中で気が付きました。そうか、今日が事故の起きた日だったか、と。4月18日でした。

 

2011年4月18日午前7時45分ごろ、国道293号にて集団登校中だった児童の列(約20 - 30人)に10トンクレーン車(ラフテレーンクレーン)が突っ込み、直後に民家の垣根と作業小屋の一部を破壊して停車した。児童のうち6人がはねられ全員が死亡した。

 

小学6年生だった被害者の同級生は、昨年高校を卒業しました。

そして、6人を殺した彼は、今刑期を終えて出てきたのでしょうね。

2011年12月19日に、自動車運転過失致死罪で懲役7年の実刑判決を言い渡した。翌年1月5日までに控訴せず刑が確定した

 

鹿沼市民として、この事故は一生忘れません。