魅力度どころか知名度が低いと自他ともに認める栃木県、その中でも群を抜いて存在感が乏しい鹿沼市。人口も少なく、農業が盛んな訳でも工業でお金を稼いてる訳でもなく、観光地でもなく交通の要所でもなく。そんな我が町にダムの工事が始まる前の段階で展望広場が一般公開されたところで、果たしどれだけの人が来るものなのか、私には皆目見当が付きませんでした。
ちなみに場所はこちらになります。
宇都宮からでもかなり近いんです。鹿沼ICからだと30分ぐらいかなぁ。平地からかなり近い場所にダムができるんですよ。
行く気になればかなり気軽に行ける場所ではあるのですが、この11月1日に展望広場がオープンされるって知ってる人がそんなにいるのだろうか、はたまた知ってても来る人がそんなにいるのだろうか。
そもそもダムがまだ完成されてないどころか工事着工さえしてない状態ですからね。誰も来ないだろうと思いつつも、とりあえずオープン時間にちょろっと行ってダムカードを貰ってこよう、そんな軽い気持ちでオープン30分前に到着するように家から出発しました。
ダムに行くとなると物凄い山の奥へ分け入る感じだったのですが、南摩ダムは勝手知ったる地元ってこともあるとは思うのですが、関東平野の末端というか平野と山の際というか、ダムがこんな場所に本当にできるの?って走りながら感じてました。
実際に、山を登ってるなぁと思ったらトンネルがあって、抜けたらもう展望広場でしたからね。オープン時間前に到着しましたが、そこそこ人がおりました。とりあえずダムカードを配布するだろう場所に行列が出来ていたので並んでみました。
カードを頂いた後早速展望台へ。
展望台はこんな感じです。
このボードは当日だけのものだったのかなぁ。非常に勉強になりました。いろいろ説明してくれた職員の方々、ありがとうございました。
上からとりあえず撮影した画像を貼っておきますね。ダム本体の工事がまだ始まってない状態ですので、ある意味貴重な風景かもしれません。
下の画像、両側の山が狭くなってる箇所にダム本体ができるそうです。
ここに集落があった名残が見て取れますね。
真ん中にあるのは橋の欄干でしょうか。昔はこの下を川が流れていたのでしょうか。
新しいトンネルが完成したらこの場所には立ち入りできなくなるのでしょうか。下から撮ってみました。
ダム本体の建設はまだ着工しておりませんが、周辺整備はすでに始まっております。そして、徐々にダムの底になるだろう場所は立ち入ることができなくなるでしょう。そう考えると、この画像も貴重かもしれませんね。
帰宅後ダムカードを見てみたら右下に通し番号がありました。
俺10番目かぁ。そういえばこの日は何人ぐらい来たのかなぁ、なんてツイッターで検索してみたら、番号が853の方がいらっしゃいました。
ええええ!!あの日あの場所にそんなに人が来たのかよ!!!
鹿沼市がダムの手前に温泉施設を作って観光地にしようとしてるようですが、
もしかして上手くいくかも?私が思ってる以上にダム好きっているのかも?
この温泉施設ができたら視察してきます。
ダムが一から作られていく過程が見られるなんてそうそうありません。しかもこんなに行きやすい立地なんて中々ありません。鹿沼ICから車で30分ぐらいにある南摩ダム、興味を持たれましたら是非お越しください。
他にもいろいろ鹿沼には魅力的な場所がありますよ!全然知られてないけどね。ってそれを知らしめるためにこのブログを始めた気がする。忘れてたわ。