今の今までテレビで「シンゴジラ」を見てましたtoriidです。
映画館で2回見たのですが、やっぱり面白いですね!3回目だった今回が一番面白く感じました。
見どころ満載で何回見てもお腹いっぱいになります、が、この作品、思いっきり人を選びますよね。
スタンスとしては、特撮だけどそのアクションに重きを置いてないというか、ゴジラという異分子を現代に投げ込んでどうなる?ってのを楽しむものといいますか。
私個人としては「機動警察パトレイバー」と同じ枠内ではないかと。
そんな訳で私は大好物なジャンルになります。
まあ、解説は様々な方がいろいろやってらっしゃるのでそちらを参考になさってください。
ただ一つ、書いておきたいことがございます。
勘違いしてる方が結構いるのではと思いまして、って私も勘違いしてました。
長谷川さんが演じていた主人公の矢口さん、彼は国会議員なんですよね、私最後まで勘違いしておりました、内閣府の人間だと思っておりました。
劇中で二世議員だって思いっきり言ってるのにね。
私がこの作品に対して声を大にして言いたいのは、ゴジラをいかに格好よく見せるのか、に力を注いでいるところです。
監督の庵野さんはゴジラが好きではありません、彼が好きなのは実はウルトラマンなのです。
ですので、ゴジラを格好良くというよりも、巨大生物を格好良く見せる手腕に長けているというか、そういうのが大好きなんです。
車で走りながらゴジラを見上げるシーンとか本当に格好いいですよね!
あとゴジラが夜の東京で口から放射能を吐き出すシーン、あの体の捻り方とか、きっと庵野さんが自分でポーズしながら説明したんだろうなぁ、みたいな想像ができます。
逆に、私が不満に思っているところは二つ。
一つは、多摩川沿いでの防衛シーン、橋が飛んできて防衛本部に直撃してしまいますが、ちょっと確率的にありえないかと、個人的には運要素が高すぎです。
二つ目は総理らが乗ったヘリが落とされるシーン、これも運要素高すぎじゃね?逃げ遅れてビルごと崩されるとかならまだ許容範囲なんだけど、飛び上がったヘリに直撃って、結構距離離れてるしさー。
多くの人がツッコミを入れる在来線アタックは個人的には大好きです、子供にも好評でしたし。
新幹線(N700系)の後に、東京駅を使用する在来線すべてが登場するってところが最高ですね。
などと見どころ満載だったこの「シンゴジラ」、実は宇都宮で撮影したシーンがあるのですが、私、分かりませんでした・・・。
3回見て3回ともわからないなんて!
首相官邸シーンも宇都宮だったんかい!
もう一回見るかな。