当日撮った約200枚画像を眺めていて気が付いたのが、自動車メーカーブースでの画像が圧倒的に少ないことであり、そのほとんどが東京オートサロンや日本スーパーカー協会で展示していた車を撮ったものばかりであったことです。
海外メーカーの撤退やモーターショーそのものの需要の無さにより危機感を持った主催者サイドが打った手の一つが、これらの団体を参加させることだったんです。しかし、私の中ではこちらがメインを完全に凌駕している存在となっておりました。
本末転倒甚だしい。
しかし、展示方法から何から魅力的なんですよ!自動車メーカーは彼らから学んで欲しいと感じました。
まず展示方法。
枠を設けているだけで見やすくなるし、何より人の流れが出来るんです。
東京オートサロンのHPから引っ張ってきた画像です。このように囲ってありまして、人の流れがこれをぐるっと回るようになってました。お陰で車をちゃんと見ることが出来たし、画像も撮りまくれました。
サービス精神も素晴らしい。
ちゃんと見せるというか魅せるんです。
タイヤに座ってる女性は勿論、ボンネットを開けてエンジンを見せたり、上に貼ってあるあの金色のシートはなんだろう?と思わせたりと、ちゃんと車を見て貰おうと努力しているんですよ。
私としては当たり前だと思うのですが、残念なことに自動車メーカーの展示方法からその気持ちを感じることが出来ませんでした。ただ地べたに置いてあるだけなんだもの。
何よりも車自体に魅力がある。
もうそこに存在するだけで満たされてるというか完結してるというか、パワーを持ってる車が所狭しと並んでました。
ディーノ、やっぱかっけーわ。
ただただ美しい。
素人の私が感じた個人的な感想として。
モーターショーが世界的に衰退の一途を辿ってるのは、単純にモーターショーが「ツマラナイ」からだと思いました。自動車メーカーのブースはスバル以外つまらなかったけど、他のブースは楽しかったんだもの。
そして車自体に魅力を感じなかったのも大きいかなと。テスラなんて狭いスペースに置いてあるだけだったけど多くの人が集まってたしね。
何が言いたいのかと言いますと、来年1月の東京オートサロンに行きます!
私が望んでいたモーターショーはこちらだったようです。