ハイエースの新しいバージョンが展示されると知ってはいたのですがあまり興味はありませんでした。
一通り見終わったころに、その車体が目に入りました。ああ、これが「グランエース」かと。
何となく人が集まってる気がしたので遠巻きに眺めていたらちょっとしたショーが始まりました。後部座席から出てきた恐ろしく美しい男性モデルに目が奪われてしまいました、おかしいな、俺中年のおっさんなのに。
高い台の上でステージごとゆっくりと回転しており、非常に見やすかったです。
反対のドアから女性が登場。
女性の手を取って座らせ、男性モデルはぐるっと反対側に回って後部座席に座りました。お前運転しないんかい。
それもそのはず、この車自体のコンセプトが超高級車なんです。
トヨタ『アルファード』、同『ヴェルファイア』を上回るビッグサイズボディとなるグランエース。役員車としてのカンパニカー、高級ホテルの送迎車などを想定して開発された。
セカンドシートとサードシートに専用本革キャプテンシートを採用。さらに最適な遮音、吸音材を設定することで高級ワゴンにふさわしい心地よい静粛性を追求したという。
実に素晴らしい展示だったのですが、これがトヨタじゃなくてトヨタ車体なる子会社なんだから悲しくなります。本社は何してるんだよ、と。
今まで何回モーターショーをやって来たのでしょうか。そこで彼らは何を学んできたのでしょうか。重ね重ね残念でなりません。そしてトヨタ車体、応援してますよ!グランエースは買えないけどね。