鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

これでいいのか栃木県 岡島慎二・鈴木士郎

本屋で見かけたら何故か子供が欲しがったので購入、ついでに読んでみました。

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帯の絵は「LRT」「餃子像」「三猿」は分かるけど、バスガイド?はなんだ?観光立県の象徴として描かれてるのかな?

気になって裏も見てみた。

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帽子とマスクした女性工員は工業立県の象徴?ヤンキーはまあ分かる。U字工事もわかる。

タバコ吸ってるおばはんが謎だ、おそらくデリヘル嬢なんだろうけど。宇都宮は日本一のデリヘル都市なんですよ、この本では一切触れてませんでしたが。

 

そんな訳で、そんな闇を分かった上で書かなかった気がするこの本、栃木県民の私からすると知ってる事ばかりでしたが、一般的な栃木県民からすると結構楽しめると思います。もちろん他県の人は楽しめますよ!

主要な市町村をピックアップした章が私は一番面白かったです。鹿沼市の無理やり捻り出して書いた感も好きです。

 

最後に書かれていた未来への提言は、著者が茨城県民だとは思えない程の「愛」を感じました、もしかすると茨城県民の余裕から来ているのかもしれませんが(偏見)。

私としても、宇都宮の「LRT」には期待しております。西口も早期着工を望んでおります。

また、バスケットだけではなく、サッカーも自転車もプロチームがあります。これらを含めてもっと盛り上がってほしいです。国体の為に作られている新しい体育館がバスケの新しいホームになるのかな?サッカーは専用スタジアムじゃないから清原のままでいいです。自転車は毎年大会を開催しつつ、走りやすい道路に改良していくことを望んでおります。せめて鬼怒川土手沿いをずーっと信号無しで走れるようになりませんかね?

 

栃木県で生まれ育ったものの今一つ把握できず、他県に住んで初めてその特色を理解できたことにより、栃木県を好きになれた私。他の方にも、自分が生まれ育った県がどんな特色を持っているのか、是非知ってほしいと思っております。そのきっかけとして、この本を読むのも有りかなと思いました。

 

ちなみに付属していた栞が餃子の形でした。芸が細かい。

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