途中から見たのですが、これオチはどうするんだろうか?とハラハラしながら見てました。そのオチが想像していなかった着地点で驚きました。
あらすじはこんな感じです。
【明日放送!15話登場キャラ】
— 「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)公式 (@kitaroanime50th) July 7, 2018
🔷房野きらら(声:ゆかな)
まなの同級生。アイドルの追っかけをしている。容姿にコンプレックスがあり、ずんべらの霊形手術を受けて美少女の顔を手に入れるが…
🔷ユウスケ(声:赤羽根健治)
アイドル。自身のファンである、きららの変化に気がつく#ゲゲゲの鬼太郎 pic.twitter.com/nknTGVk4mz
その霊形手術で得た顔は、死んだ人の顔を剥がしたものでした。
定期的にメンテナンスしないと、のっぺらぼうになってしまいます。
しかし、また手術すればいいだけです。ずんべらさんはお金を取りません。手術のリスクもありません。
でも、アイドルのユウスケに告白され、元に自分の顔に戻って終わります。
今週の鬼太郎
— うさぎ9号 (@yoshimori1560) July 8, 2018
外見が悪くても中身が良ければ彼女彼氏ができるかもしれないってことを言ってくれるじゃん#ゲゲゲの鬼太郎#ゲゲゲの鬼太郎6期 pic.twitter.com/ddpROWINWt
終わりませんでした。
最後のシーンできららはあのかわいい顔で舌を出して終わります。
これを見て嫁さんは「結局整形したんかい」とツッコミを入れつつ、「よくわかんない」との感想をこぼしておりました。
私は、しばらく混乱した後、子供向けとは思えないダークはオチを付けたな!と驚きました。
そして、ダークなのは俺か、と気が付きました。
私は、この彼女の叫びが痛い、胸がとても痛い。
この言葉、誰が否定できようか、誰もできない。
この前のシーンでネコ娘の発言がまたムカツクんです。
美少女キャラになったお前が言うな、と。
この人達には、持ってる人には絶対に分からない感情でしょうね。
そもそも思いっきり笑う機会が無いんだよ!
本気で思ってるなら昔のネコ娘に戻してやろうか!
何が酷いって、そんなことを言ってる私自身が女性を容姿だけで判断してることです。
だからこのオチに対してダークだな!なんて感想が出てきたわけです。あまりそう思ってない嫁さんは「よくわからない」って感想が出てきたんでしょうね、もしかすると本当にわからなかっただけかもしれませんが。
容姿が違うだけで、同じことをしてても評価が分かるんですよ、本当に。
世の中差別だのハラスメントだの様々な場面で言われてますが、女性の容姿に関する差別およびハラスメント行為は酷いものがあると思っております。まず、この件から解決すべきではないでしょうか。
と書いたところで、そもそも私がその差別者でありハラスメントを行ってる可能性がある訳で、それを改善できるのかと自分にあてはめて考えてみても無理だなと思ってしまいました。
だって、私もイケメンじゃないから。
イケメンになれるなら、そりゃあなってみたいですよ。そして世界がどんなに変わるのか光輝くのか。そしたら、本当に思いっきり笑えるのかもしれません。
容姿で判断するなよ!と思いながら、そんな自分が他人を容姿で判断してる私。
作中の彼女の選択は正しいと思っております。