鹿沼の隅っちょから

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アイの歌声を聴かせて 乙野四方字

映画館で観た『アイの歌声を聴かせて』の小説版があったので購入しておりましたが、中々読み始めるまでに時間が掛かってしまいました。そしていざ読んでみたら読むのにも時間が掛かってしまいまして、気が付いたら映画を観てからかなりの時間が経過してしまいました。今調べたら観に行ったの昨年11月だもんね。

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サトミが通う高校に転入してきた、変わった少女・シオン。
彼女が母によって製作されたAIだと知ったサトミは、それを知られまいと大奮闘。

幼馴染みのトウマをはじめとする仲間とともに、
いつしかシオンのひたむきな姿と歌声に心を動かされていく――。

イヴの時間』『サカサマのパテマ』監督・吉浦康裕の世界を、
乙野四方字が色鮮やかに描き出す、歌って踊れるSF青春小説!

映画が楽しめたので小説も購入したのですが、中々読み始められなかったのはそこまで好きでは無かったからなのかもしれません。何故なら、読み始めたら全然進められなかったから。内容を知ってるからなのかもしれませんが、何だか全然楽しくない。

思うに、この小説版を書いた方が真面目な方で忠実に書き過ぎるからかもしれません。だって映画の内容そのままなんだもの。小説版を読めば作品をより深く理解できるとか肉付けエピソードとか違う視点とか、全く無い、全然無い。本当に映画を観てそれを文章にしただけじゃね?ってぐらい忠実。そりゃ面白くないわ。

勿論原作をぶっ壊すぐらいオリジナルエピソードをぶっこまれたらそりゃ怒るけど、寸分たがわずそのまま文字にされても面白くないですわ。私が小説版で欲しかったのは映画では描かれなかった部分だったんだもの。

シナリオ的に大きな引っ掛かりがあった部分は小説だとすんなり受け入れられたことを考えるに、もしかするとこの乙野さんは巧い方なのかもしれません。他の作品も読んでみようと思います。

 

ちなみに、劇場版用のカバーが掛かってました。元のカバーの方が良いですね。