鹿沼の隅っちょから

鹿沼の隅っちょから

「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

宮本浩次 カバーアルバム『ROMANCE』の1曲目「あなた」で悶絶する

私はリアルタイムで聞いておりません。母が懐メロ好きで、その手の番組で聞いたのが最初だと思います。その頃からこの歌には魅せられておりました。

小坂明子の「あなた」は私にとって特別な曲なんです。

思い出とか、記憶に残ってるとか、あの頃を懐かしむとか、そういう補正が全くありません。この曲に関わるエピソードも全くありません。ただただ、私はこの曲が大好きなんです。何故好きなのか?自分でも全然分かりません。純粋に堪らなく好きなんです。聞いてると訳が分からず涙が出てくるんです。

歌詞が原因ではないと思います。大した事言ってないしね。

もしも私が 家を建てたなら
小さな家を 建てたでしょう
大きな窓と 小さなドアーと
部屋には古い 暖炉(だんろ)があるのよ
真赤なバラと 白いパンジー
小犬の横には あなたあなた
あなたがいてほしい
それが私の 夢だったのよ
いとしいあなたは 今どこに

ブルーのじゅうたん 敷きつめて
楽しく笑って 暮らすのよ
家の外では 坊やが遊び
坊やの横には あなたあなた
あなたがいてほしい
それが二人の 望みだったのよ
いとしいあなたは 今どこに

そして私は レースを編むのよ
わたしの横には
わたしの横には
あなたあなた
あなたがいてほしい

そして私は レースを編むのよ
わたしの横には
わたしの横には
あなたあなた
あなたがいてほしい

うん、改めで文字で読んでみても、別に優れた歌詞だとは思えません。しかし、この歌詞とあのメロディーが相まって、私の魂に直接響いてくるのだから困る。

もしかして声なのかも?なんて思っておりました。

調べたら小坂明子さんが歌う映像がYoutubeにありました。ありがとうYoutube


あなた 小坂明子 Anata (You) Akiko Kosaka

あ、やっぱり魔法だこれ。凄いパワー。圧倒的。言語化できない。これを16歳の少女が作ってしまったのもまた凄い。

 

そして宮本浩次の「あなた」は、また違った「あなた」でした。

通勤中の1発目がこの「あなた」だったので意識が完全に持っていかれました。運転中に聞いちゃいけない曲だな!

女性キーを男性が無理して歌うと、キーキーうるさいか、裏声が綺麗なだけになるのですが、宮本浩次が歌うとそのどちらでもない、力強くそれでいて優しい、なんとも言えないバランスの声でした。それが本当に私には新鮮で、魂に直接響きました。

この1曲目を聞いて、アルバムを買ってよかった!と思いました。

 

https://sp.universal-music.co.jp/miyamotohiroji/romance/common/images/mv_pc.png