良くあるハーレムものだろうと思って見始めたのですが、蓋を開けたら『異種族レビュアーズ』の亜種でした。その癖医者とは何か、差別とは等々硬派なお題目を含めるものだから、その違和感というかアンバランスさというか、なんだか新鮮な気持ちで最終回まで見続けることができました。
ここは魔族と人が共に暮らす街“リンド・ヴルム”。新米医師のグレン先生、今日もキワドイ診察中――!?
マーメイドのエラを奥まで診察したり
フレッシュゴーレムの太ももを縫合したり
ハーピーの産卵をお手伝いしたり
ドラゴンの鱗を隅々まで触診したり
見た目も構造も性質も異なる彼女達を救うため、全力で診察しているだけなのに、なぜかいつもアブナイ♥雰囲気に……?でも大丈夫、100%医療行為だから問題なし!
ラミア族の助手・サーフェの尻尾の締め付けに窒息しかける時もあるけれど、今日も診療所は開かれる!
史上初!モンスター娘の生態に迫る、メディカルファンタジー開幕!!
あらすじやPV見ると普通にエロ枠だけどね。でも、人魚のエラに指を入れたり、切断された足を接合したり、どう考えてもやってることはエロじゃないです。これをどの層が喜んで受け入れるのだろうか。『異種族レビュアーズ』は異種族間での性サービスとして突き抜けた設定なので理解できるのですが、逆に『モンスター娘のお医者さん』は基本的には医療行為なのでエロ行為では無い訳でして。そう考えるとこちらの作品の方が興奮するという紳士は間違いなく変態だと思われます。というかどこに需要があるんだよこれ。
しかも主人公が人間で医者なのですが、種族の分け隔てなく一人の医者として診ていくのです。これが実世界の差別や偏見をテーマにしてる作品なんだなと感じさせてくるんですよ!変態的なエロ作品なのに!
タイトルからして「モンスター娘」と言い切ってるのだからエロ路線で突っ走ればいいのになんでそんな硬派なお題目をねじ込んでくるのか私には皆目見当つきません。付きませんが、私個人としてはそれが良いスパイスになって最後まで見続けられたのかもしれません。蛇女のセクシー衣装見てもなんとも思わないからなぁ。
オススメはし辛い作品ですが、設定が新鮮で私は好きです、こういう挑戦的な作品は。
ちなみに、何故かEXITがYoutubeで番宣してます。なんで?
普通に面白かったりします。残念ながら期間限定配信のようです。
ED歌ってる人上手いなぁと思ったら邪神ちゃんの中の人でした。
鈴木愛奈 - やさしさの名前《Suzuki Aina - Yasashisa no namae》
声の出し方に特徴があるなぁと思ったら
小学校に上がるタイミングで民謡教室に通う
民謡か!