私はゲームが大好きです。この歳になって再びゲームに嵌まったのは、WiiU『スプラトゥーン』との出会い、そしてニンテンドースイッチのお陰です。思い起こせば人生最初のゲームってゲーム&ウォッチのファイアだし。トランプも任天堂製だったし。
そんな任天堂信者にしか見えない私ですが、この件に関しましてはどうしても許せないんです。Joy-Conドリフト問題です。
私のJoy-Conもこのドリフト現象が結構な頻度で発生します。基本プロコンでプレイしてるのであまり支障はないのですが、たまに携帯モードでプレイすると嫌になるぐらい発生するんですよ。かなりストレスを感じております。
んじゃあ買い替えるか、と思って調べたら左だけで4,928円ですよ。高いわ。
我が子のJoy-Conはもっと酷く、ドリフトは勿論のこと、勝手に電源が入る不具合がありました。外出時ポーチに入れてた状態で発生したため本体が物凄い熱を持ち、異音さえ放つ状態に。本体の故障には繋がらなかったものの、もう少し気が付くのが遅かったら、と想像したらぞっとしました。
ちなみにJoy-Conは買い替えました。
そんな体験をしていたので、アメリカの集団訴訟の動向を気にしておりました。
ワシントン州西部地区連邦地方裁判所は3月2日、米国任天堂の求めのうち、集団訴訟の棄却について却下したうえで、和解に向けた仲裁手続をとるよう勧告した。
まず、任天堂がこの件に対して棄却請求してるのが許せません。なんだその態度。そのくせ、
Joy-Conドリフトを巡るこの集団訴訟が提起された直後には、米国任天堂が関連する不具合の修理を、保証期間内か否かに関わらず一律無料でおこなうよう、米国でのサポート対応を変化させていることが報じられていた。
と、無料で修理してたんだぜ。しかも頭に来るのはこれアメリカだけの対応なんだぜ?日本人を舐めてるとしか思えません。
なお、日本を含め米国以外の国でのJoy-Conの修理は、保証期間を過ぎている場合は依然として有償である。日本では、Joy-Con1本あたり2200円(税込)と参考価格が案内されている。
日本では金を取るくせに高い!
そのうち日本でも集団訴訟が起こると思っていたのですが、一向にその動きがありません。何らかの形で応援したいと考えていたのでガッカリしております。
任天堂のハードは丈夫頑丈壊れない、なんて神話はこのJoy-Con一つで崩壊してしまいました。それが残念でなりません。
さらに酷いのは、
その後、任天堂はNintendo Switch Liteを発売。こちらの本体に搭載されたアナログスティックでも“ドリフト”が発生するとのユーザーからの報告があり、2019年10月にはNintendo Switch Liteも対象製品として同訴訟に追加されている。そして、一方の米国任天堂側はというと、訴えの棄却もしくは仲裁を裁判所に求めていた。
不具合が発生してるのを分かっていながら対処せずにLiteを発売した挙句、棄却もしくは仲裁を求めてるんですよ。まずその態度が気に入らない、何様なのでしょうか、偉そうに。思い上がってるとしか受け取れません。
任天堂が好きなだけにこの状況が本当に許せません。
まずはJoy-Conの不具合を認め、アメリカだけではなく全世界で無償修理をし、不具合が発生しない新しいJoy-Conを開発してください。
心配しすぎかもしれませんが、この一件で任天堂という組織が瓦解する気がしてなりません。一度信用を失うと復活するまで大変だというのは任天堂自体が良く知ってるはずなんだけどなぁ。