鹿沼の隅っちょから

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ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?LV.20 聴猫芝居

絶大的な人気がある訳でもなく、すでにアニメ化してるにもかかわらず、遂に20巻目を達成したこのシリーズ。ここまで生き残れたのは何が要因だったのか分かりませんが、ファンの一人である私にとっては本当に有難いです。大好きなシリーズの多くが尻切れトンボ的に終わる中、定期的に刊行されていくって本当に稀有な存在なんですよ。ありがとう電撃文庫

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ネトゲのイベントは一期一会だとでも思った? ――残念! リバイバル祭り開催しちゃいます!
 ネトゲ部のみんなは期末試験、そしてマスターはいよいよ受験を控える二月。それ以外にも残念美少女・アコの誕生日やバレンタインデーをはじめイベントが盛りだくさん! だけど、それはネトゲ内でも同じこと。レジェンダリー・エイジでは過去のイベントを大量に再実装する復刻イベントラッシュが行われていた。
 そんな中、アコはといえば……
「ルシアンに、プロポーズしたいんです」
 え、そっちも復刻するの!?
 ゲームもリアルも総復習! 同じようで少しだけ違うお祭り騒ぎをシリーズ中最大ボリュームで贈る! 残念で楽しい日常だいたいネトゲライフ、第20弾!

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.20 (電撃文庫)

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.20 (電撃文庫)

 

今回も表面上はネトゲに嵌まってる高校生のイチャコラを描いてますが、内容としてはかなり硬派なものでした。やはりこの作者、只者ではない。

ヒロインがプロポーズしてくるのを主人公が断る、ただこれだけの話なんです。断る理由もおかしくない。だけど、最終的に気が付いた主人公の返答が、私の想像を越えた先にあるものでした。

なんだこれ。事件があったり戦闘があったり非日常が起こったりしたわけじゃないのに。ただ高校生がプロポーズを断るだけの話なのに。そこにあったのは大きな納得と成長に対する感動でした。

 

前にも書いてますが、ただのラノベ作品じゃないんです。だったらこんなにシリーズが続く訳が無いんです。20巻も続く理由があるんです。

私はこのシリーズの、小さくも確実で意外性のある成長とそれの描写が堪らなく好きなんです。

そのことにやっと20巻目にして気が付いたんですけどね。気が付いたのですが、どうも次巻でラストっぽいんだよなぁ。いつか終わりが来るとは思ってましたが、そうか、とうとう来るのか、と覚悟いたしました。

調べたら2013年7月に1巻が発売されてました。約6年で20巻も出てたんですね。寂しいですが、今まで楽しませて頂き本当にありがとうございました。って次巻が最終巻って決まった訳じゃないけどね。