そんな訳が無い。そう思っておりました。
40歳過ぎたおっさんが女子高生の匂いになれるなんてそんな訳が無いと。
この記事を見ても信じておりませんでした。そういうネタかと思っておりました。
しかし、一部界隈で盛り上がったネタだと思っていたのですが、ヤフーニュースに取り上げられた段階で「もしかして、本当なの?!」と思う様になってきました。
書評サイト「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」による「リアル君の名は。おっさんが女の子の匂いを買ってきて身につけたら、たまらない背徳感を味わえた」という強烈なタイトルの体験記事が公開されました。
この記事がネット上で拡散されると、公開から1週間で「デオコ」という単語を含むツイートの数が約5000も増加。さらには、Amazonの売れ筋ランキングのボディソープカテゴリ1位に躍り出て、一時は各種オンラインショップから在庫がなくなりました。
すげぇ影響力だな!
これは本当に私のようなおっさんでも女子高生の匂いになれるのかもしれないと思い、行ける範囲でドラッグストアを巡ったのですが、本当に売り切れでどこにも売ってない!どんだけ女子高生の匂いになりたがったる中年が多いんだよ!と胸が熱くなりました。
さらに制汗剤があることも知りました。
諦めていたというか忘れていた7月某日、鹿沼のマツモトキヨシに寄ったついでに探したのですが、やはりDEOCOはボディソープ売り場にも制汗剤売り場にもありませんでした。まだ品薄状態なのか凄い人気だな、と思って帰ろうとしたら、なんと出口手前あたりにDEOCOの特設コーナーがございました。あったー!と喜ぶと同時に、特設コーナー作るのは良いけど既存のボディソープ及び制汗剤コーナーにも置いておいてくれよ!見逃すところだったじゃないか!と憤りも感じましたが購入できたからOK。
とりあえず制汗剤だけ購入しました。
使用した感想といたしましては。
思ってたのと違う匂いでした。なんというか、あまっとろい(変換できないので栃木弁の可能性あり)香り。匂いが甘すぎてむせ返りそうになりました。これ女子高生の匂いか?と考えたのですが、よく考えたら女子高生の匂いを知らない事が発覚いたしました。とりあえずこの匂いが女子高生なんだと認識することにしました。
が、何か知ってる匂いなんだよなぁ、とも思ったんです。
後日、嫁さんとマツモトキヨシに行ったときに、「このDEOCOってボディソープ、売れてるんだわ、俺も買おうかと思ってるんだけど」と言ったら、
「私使ってるけど」
と言われました。え?
お家に帰ったらありました、DEOCO。本当に使ってたわ。ああ。
そりゃ知ってる匂いだわ。
うん、とりあえず、女子高生の匂いじゃないよ(確信