ニンテンドースイッチのゲーム『ゾンビーズマンション』は一見安っぽいエレベーターを動かすだけの単調なゲームのように見えるけどその通りだったと思ったのだけれどもメーカーが謳ってるジャンルがパズルだったのでそう考えるとなるほど深みがあるような気がしてきたよ!
配信日 2019年3月28日
メーカー ダブルドライブ
ジャンル パズル
価格 580円
Nintendo Switch ダウンロードソフト ゾンビーズマンション
海外で開発されたのではなく日本で開発されたインディーゲームです。私がこの作品を購入した最大の要因はそこです。応援するために購入いたしました。
ダブルドライブなるメーカーですが、前作のブロック崩しは購入しませんでした。私が苦手なのもあるのですが、あまりに評価が悪くてね、ごめんなさい、手が出ませんでした。
今回の『ゾンビーズマンション』はPVを見て、「そこそこ面白そうだから、失敗してもいいかなぁ」と軽い気持ちで購入いたしました。
結論から言いますと、500円ぐらいの価値はちゃんとある作品でした。
ボタン一つでエレベーター内の監視カメラと各フロアのエレベーター前の監視カメラに切り替えられます。それを見ながら、エレベーターを上へ下へ操作します。
マンションにはゾンビがおりまして、住人が襲われる前にエレベーターを誘導して助けていくゲームです。
タイミングよく上げたり下げたりするのですが、プレイしているときは単純なタイミングゲームだと思っておりました。しかし、この感想を書くときにメーカーが謳ってるジャンルがパズルだと知り、私の認識が間違えていることに気が付きました。
そうか、これパズルゲームだったのか。
確かに、最終面あたりでどの順番で助ければ上手くいくのか考えながらエレベーターを上げ下げしておりました。そしてエレベーターが定員オーバーになりそうか、地下か屋上かどちらで住人を降ろすのか。そうか、私はやり方を覚えるのが遅かったのか。
と、反省しつつも、そこまで考えるほど嵌まれなかったのも事実でございまして。正直プレイしていてそんなに面白さを感じておりませんでした。
この女性キャラの胸元がサービスショットみたいなものなのかなぁ、なんて思ってプレイしてました。
今気が付いたんだけど、Bボタンで開けるって何?いつも自動で開いてたけど。もしかして押すと早く開くのかな?
ちなみに最終ステージは9Fもあります。
ここらへんで自分が上手くなってる気がしておりましたが、それ以上にやりこむ気力はありませんでした。
一回だけステージ1をやり直しましたが、パーフェクトは達成できませんでしたし、やりこもうとも思えませんでした。
これが今の限界かなぁ。もう少し頑張れば全員助けられるかも。
全体的にネガティブな書き方をしておりますが、最初に書いたように私は応援しているんです。この日本でゲームを作ってるダブルドライブを応援しているんです。少しでも足しになればと購入したんです。
エレベーターを上下するというアイデアだけでここまで作りあげたことには評価しております。「ゾンビが生息するマンションにあえて住んでる住人をエレベーターを操作して救出する」って設定でもう勝ちでしょ、バカっぽくて。
ただ、もう少し肉付けもしくは一ひねりが欲しかったです。単調だしすぐに飽きてしまいます。
逆に言えば、もう少しでもっと面白くなる気がしたんです。このアイデアは悪くない、あとはどう料理するか、そんな気がしたんです。
もっとバカゲーに振り切ってればなぁ、ってのが一番の感想です。なんか勿体ない。
大人数で作ろうが少人数だろうが予算が多かろうが少なかろうが、ゲームで重要なのは面白いと思わせるアイデアと、動かしていて気持ちが良い操作感だと思っております。
いつの日か、ダブルドライブが私たちを驚かせる作品を作り出すことを期待しております。この『ゾンビーズマンション』をプレイして、そう思うことができました。
・良い点
独自性
リーズナブル
・悪い点
浅い
・評価
3/10