ニンテンドースイッチのゲーム「ゴーストプリズン」はおどろおどろしい雰囲気はあるものの作り込みが今一なローグライク風2Dアクションゲームだったよ!
配信日 2018年11月8日
メーカー スターサイン
ジャンル アクション
価格 700円
雰囲気とアクションの多様性と、恐らく駄目なゲームだろうとの確信を持ちつつ、最終的には「誰も買わないだろう」との好奇心で購入しました。
販売元がスターサインなところも、ある意味購入を決断させてくれました。
見えてる地雷だと判断されてもおかしくないこの「ゴーストプリズン」、同じ日に似たような名前の「ゴースト1.0」がありいろんな意味で残念だなぁと思いながら購入しました。
700円だし。
早速スタートしましたが、いきなり長いローディングで心が折れそうになりました。
ローグライクになるのでしょうか?毎回刑務所のマップが変わる為、毎回こうやってマップを作成するために長いローディングが発生するようです。
やっと終わったと思ったらまたローディングかよ!
シーンの作成って何作成してるんだろうか。
やっと始まったら意味の分からない文章が。これは翻訳がおかしいのか、私の読解力がないのか。
チュートリアルな感じで2段ジャンプの説明が入りました。
下にも行けるよ!
ちなみに地面から生えている赤い花の通りに進めば出口に到達できる親切設計となっております。
オブジェを破壊すると手前に飛んできます。
この演出は中々面白いと思いましたが、飛んでくるのはこの柵とバーベルとサンドバッグぐらいしかありません。なんか勿体ない。
いきなりお店がございますが、お金を持ってませんので買えません。
実はこれゲームオーバーになってもお金が引き継がれるため、その時に購入するために存在しております。初回は意味の無いものなので気にしないでください。
しかしなんかすげーデザインだな。改めて見てみると、ストーリーとかに何も関係ないデザインだな。
やられると主人公が倒れてるシーンになりますが、コンティニューするとスタっと立ち上がります。毎回見る度に笑ってしまいます。
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— toriid (@toriid63) November 15, 2018
道中、ミニゲームがありクリアするとお金が貰えますが、なんだか作りが雑で笑えます。まだ時間が残ってるのにバーベル飛んでこないし。
ちなみにこういったミニゲーム、これを入れて2回しかありませんでした。
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— toriid (@toriid63) November 15, 2018
ゲーム内容としては良くある2Dアクションゲームです。攻撃してジャンプして。
敵を倒したときにその敵に視点がズームする演出は結構派手で私は好きです。
ギミックとしては穴があって落ちたらダメージを受けたり即死だったり。
上からトゲ付きの板が落ちてきて踏んだらダメージを受けたり。落ちる時に振動で教えてくれます、親切だわ。
真ん中の奴がダメージを受けるトゲです。わかりづれぇ。
敵は看守や囚人、ハチ(?)、コウモリ(?)、腕(?!)と多彩です、って全然多彩じゃないや。
ゲームオーバーになると、同じマップで再スタートするか、違うマップで再スタートするか選べます。
しかし、マップが変わると言ってもそれほど違いを感じないし、あまり意味が無い印象でした。このローグライク要素、必要だったのでしょうか?
お金だけではなく経験値も引き継がれます。
レベルアップすると攻撃力やHPが強化されますが、その時の告知が雰囲気に合ってなくて素敵です。
よく見ると「ア」の出来が酷すぎる。これ文字じゃなくて図形を組み合わせて作ったんですね。色使いもおかしいし、もう少し何とかならなかったのでしょうか。
19階をクリアしたら中間セーブ状態になりました。
毎回毎回1階からスタートしていたのでうんざりしていたのですが、これでモチベーションを保つことが出来る!と喜んだら、その恩恵を受けることなく、そのままコンティニューすることなくクリアしてしまいました。
そんな訳でラスボス。
どれだけ強いのだろうか?どんな攻撃をしてくるのだろうか?
とりあえずXボタン長押しで無敵状態になりながらAボタンで両手をブンブン振りまくりました。
倒しちゃったよ!
第二形態とかあるのかと思ったらエンドロールが流れてきました。
えー、終わりかよ・・・。
エピソード2がカミングスーンだそうです。DLC?有料?続編?
ごめんなさい、おそらく俺プレイしないわ。
クリア後の画面です。経験値や解放したソウル数やノーコンティニューを目指すなどやりこむ要素はあるようです、私はやりませんが。
ちなみにカタカナで「アチーブメント」ってあるけどこの単語の意味が分からないよ!
「業績」って意味なのね。勉強になりました。ってPSで言うところのトロフィーか。
検索してもゲームとしての「ゴーストプリズン」が全く引っかからないので、これは購入してどのようなゲームなのか感想を書いて広めなければ!と使命感に燃えて購入しプレイしたのですが、その最中は苦行でした。だって、面白くないんだもの。
とにかく作りが雑です、雑なんです。様々な攻撃手段があるのですが、それを生かす敵やマップになってません。勿体ない。キャラを動かすだけでも楽しい、なんて領域に達するどころか地味に慣性が働いたり、床が動いているのに主人公は動かなかったり、2段ジャンプに癖があるのにそれで障害物を潜り抜けなければいけなかったり。
アクションゲーム好きな方にさえオススメ出来ない内容です。良い所を上げたくてもありません。悪い点はすぐに思い当たるのですが。
私個人としてはこの感想の記事が、「ゴーストプリズン」を知り気になった人が検索して引っ掛かりアクセス数が地味に増えることを期待できるので、700円が無駄な投資だとは思ってませんけどね。
雰囲気が気になったり、敢えてC級ゲームが大好物の方は購入してみてください。
・良い点
マイナーゲームを所有しているという優越感
・悪い点
雑
・評価
2/10