私の中の野党に対する不信感の一番の原因は、経済政策が見えない事かもしれないと思いました。
なぜ安倍政権が支持率高いのか?それは民主党政権の時から間違いなく景気が良くなったからです。
なぜ安倍政権の支持率が低下しているのに野党の支持率が上がらないのか?それは自民党なら今の経済政策を続けてくれそうだからです。
そして、民主党政権になったときにまた景気が悪くなる可能性を考えているからです。
んじゃあ野党がどうすれば支持を得るのか、経済政策を前面に押し出すことです。
我々が政権を取れば、景気がもっと良くなるよ!ってやればいいんです。
んでその方法は、この記事にあるように、国の借金を増やして「大きな政府」を目指すんです、イギリスやアメリカでもその指示を増やしているやり方で。
ところが野党は、今までこの借金を大々的に攻撃してしまっているんですよね。なので自民党は「んじゃあ財政再建のために消費税上げます」ってなってる。んが、そもそも消費税を上げようとしたのは民主党政権時の野田だったりするんだから笑っちゃう。
この点に関しては与野党一致しちゃってるんですよね。
もう民主党は存在していないので、立憲民主党あたりが経済政策をドーンと打ち出せば潮目が変わる可能性があるのですが、相変わらずやってることは与党を非難するだけ。もちろんそれは重要なことではあるのですが、それしかやってない印象を与えてるのはいかがなものでしょうか。
んじゃあ新しく出来た国民民主党はどうでしょう。って今の段階で彼らの経済政策を私は知りません。というわけで調べてみたのですが、なんだこれ。
https://www.dpfp.or.jp/wp-content/uploads/2018/05/kokuminmin_a4leaf-_s1.pdf
要約すると「AIとかブロックチェーンとか新しい技術でコストダウンしてそのお金をばらまくよ!」って感じですかね。お金をばらまくのは効果的でいいと思うのですが、新しい技術に頼り切った政策で笑ってしまいました。いや、まだその技術確立されてないっすよ?そのためにその分野にお金を投資するのなら、そのお金はどうするの?まずそこから言わないとさぁ。
相変わらず「地球の裏側まで自衛隊を派遣しないよう」とか言ってるし。んじゃ隣の朝鮮半島ならいいの?集団的自衛権の意味わかってるのでしょうか。
やはり期待できそうになりません。
おかしいなぁ、優秀な人材はいっぱいいるんですよ、野党の中にも、いっぱい。
でも、集団を形成するとこうなっちゃうのはなぜなんだろう。立憲と国民で別れたのになぁ。結局どっちも同じじゃねーかよ。
確かな野党が必要です。あ、共産党は論外です。