ニンテンドースイッチのゲーム「カドバトうぉーず!」は知らないメーカーだし390円だしキャラデザが独特で濃いし検索しても引っかからないしそもそもどんなゲームなのか画像だけじゃ分からない代物だったけど、やってみたら戦略性のあるカードバトルゲームだったよ!
配信日 2018年5月3日
メーカー イッタロ
ジャンル パズル/アクション
価格 390円
#カドバトうぉーず! #NintendoSwitch pic.twitter.com/PeQZE1fJbc
— toriid (@toriid63) 2018年5月3日
動画を検索しても見つからなかったので自分で上げてみました。
説明文に「リアルタイムで貯まっていくエネルギーを使ってカードをどんどん繰り出して戦うアクションカードバトル」とあります。その通りなのですが、新規のカードバトルゲームはルールや独自の戦略性など未知な部分が敷居を高くしてしまいますが、覚えると面白さが増していくものなんですよね。この「カドバトうぉーず!」もそんなゲームです。
画面に大きく表示された「ITTARO」なるメーカー名、私は知らなかったのですが、検索したところ独自のゲームを世に出したのはこれが初めてのようです。記念すべき一作目なのですね。
会社HPでも「カドバトうぉーず!」を前面に出してアピールしてます。
タイトル画面。
何気に後ろの宇宙ですが、凄い綺麗です。あと何かのきっかけで色が若干変わってる気がします。なんか綺麗です。いやいいんだけど。
戦闘画面。
1チーム3人でのバトル。
真ん中下の方にある風車のゲージが、自動で溜まっていくエネルギーを表示しており、その貯まった量で、下のカードが使えるようになります。カードの上の数字が必要なエネルギー量となります。
そのカードには様々な種類がございます。
そのキャラが描かれているカードは攻撃カード。前衛に居れば攻撃した後パワーアップしていき、攻撃力が上がっていきます。攻撃を受けると下がります。
LRボタンで前衛後衛の立ち位置を変更できます。
つまり、敵の攻撃が来そうなときにパワーアップしたキャラを後衛に回して、攻撃するときに前衛に移動させる、みたいな戦略があったりします。
また、特殊能力のカードがあるため、さらに戦略性が増していきます。
これはやってみないとわからない、というか、やってるうちに分かってきます。
勝利するとこいつらのどちらかが喜びます。
ちなみにこの左側の宇宙人、笑い方がおっさん臭くて大好きです、顔に似合ってないぞ!
最初はキャラデザに不満というか受け付けられないかも?なんて思っていたのですが、やってるうちに愛着が湧くというか、寧ろ大好きになりました。ほら、かわいいでしょ?
これが全キャラになりますが、私のお気に入りは左真ん中の市原清子さんです。彼女のカウンター(たつまきみたいな絵のカード)が無いと勝てません。右上のボクサー兄も最初はブサイクで大嫌いでしたが、使ってるうちに美形の妹より重宝している自分に気が付き、今ではイケメンにさえ見えます。つかどのキャラもかわいいよ!本当に大好きなデザインです。
一通りクリアして、今エクストラステージをプレイしております。
が、私の冒険もここまでのようです。いやね、なんとかここまでたどり着けましたが、こんな見た目なのに骨太のガッチガチな硬派のリアルタイムカードバトルなんです。
刻一刻と変わる戦局に合わせて行動しないとどうやって勝てません。
動画の真ん中あたりで敵の攻撃を待ちながらエネルギーを貯め、来た瞬間バリアカードを使用してます。
自分の手札を見ながらマイキャラの立ち位置やHP、相手の手札とキャラの立ち位置とHP、貯まっていくエネルギー、それらをチェックしながら次にどうするか、その次の手は?相手は何をしてくる?
終始こんな感じで脳みそフル回転で考えまくってます、そしてCPU相手にフルボッコにされてます。
歯ごたえありますよ!俺にはありすぎだけどな!!
新しい作品。
独自のルール。
キャラも独特。
ゲームとしても面白い。
それでいて390円!!
買え!買ってこの新しい会社にお金を落とせ!落とすんだ!!
3DSのまま移植するメーカーが多い中、スイッチに合わせて作ったとしか思えないほど綺麗なグラフィック、迷いうことなく操作できる親切でシンプルなUI、どこを取ってもいい仕事してます、素晴らしいです、とても初めての作品とは思えません。390円という価格設定も英断だと思ってます、というかもう少し高くても良かったんじゃね?ちょっと安すぎて心配です。
私はこのITTAROという会社が好きになりました。次の作品も即購入しますのでドンドンスイッチで出してください!
という訳で興味のあるかた、たった390円です、買いなさい。
あとどなたか対戦してみませんか?ネットでの対戦モードがないのでリアルでやるしかないのですが。あー、子供にやらせるか、やるかなぁ。
良い点
・野心的なオリジナルゲーム
・独自のカードバトル
・味のあるキャラデザ
・意外と綺麗なグラフィック
・無駄のない分かりやすいUI
・意気込みを感じる価格設定390円
悪い点
・CPUが強い(俺だけ?)
・ネット対戦が無い(つか欲しい)
評価
9/10