鹿沼の隅っちょから

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「鹿沼」でググった時に1ページ目に表示される事を目指していたのに鹿沼の事全然書いてません

アンエピック 感想

ニンテンドースイッチのゲーム「アンエピック」はメトロイドヴァニア系のちょっとしたアクションを絡めたRPGだけどプロローグや主人公のセリフから来る軽さとのギャップを相当感じる骨太でとんでもない難易度のゲームだった!

ec.nintendo.com

配信日 2018年4月18日

メーカー フライハイワーク

ジャンル RPG/アクション

価格 1,000円

www.youtube.com

正直に言いますと、横スクロールアクションゲームとメトロイドヴァニアものにはもういい加減飽き飽き状態なんです。

なんですが、安心と信頼のフライハイワークスだし価格が1,000円だし、そりゃ買うよねぇ、買うよねぇ、発売日にダウンロードしました。

flyhighworks.heteml.jp

動画とフライハイワークスの紹介HP見て、楽しみにはしていたのですが、いざプレしたら!これは!!楽しいぞおい!!

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名前を決める画面が出来てたのですが大して重要じゃないだろうと適当にBobと付けたらずーっと名前が表記されてるとは思いませんでした、いや別にいいけどさ。

主人公は剣や魔法で戦います。

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この火の魔法を覚えたらすんげー楽になったのでおすすめです。

んで画面にランプみたいな火があって明るくなってますが、これ、自分で一つずつ付けていくんです。ちょっと分かりにくいかも知れませんが。

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こうやって少しずつ明るくなっていくのが意外と楽しい。

あと下の画面ですが、左から取得したアイテムのログ。

自分で設定できるショートカットメニュー。

魔法の元。

エスト。

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こんなゴンドラがあったりしますが、特殊なギミックはそれほどありません。

扉があってカギを手に入れると開けられて新しいステージに行ける、典型的なメトロイドヴァニアです、って雰囲気も悪魔城っぽい。

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ワープのような通路もありますので移動は楽です。

ここからすぐにセーブポイントがあります。

なかなか親切設計。

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レベルが上がったらスキルポイントがもらえて、それを各ステータスに振り分けられます。

それによって武器が装備出来たり魔法を覚えられたりします。

 

すでにPCやPS4で発売されているので様々な感想を目にしていたのですが、とにかく難しいからイージーでプレイしろ!それでも難しいけどな!と複数の感想ブログに書いてありました。

アクションゲームが苦手な私、迷うことなくイージーで始めたのですが、これでイージーなんですか?!と疑うぐらいの難しさ。

何この敵の硬さ、攻撃力、浮いてたり動いてたり急に襲ってきたり、えー、凄いキツイんですけど。

そして各エリアのボスがまたとんでもない。

普通に硬かったり強かったりならまだ良いのですが、アイテム勝手に使われたり魔法で自分を攻撃したりあげく脱出アイテムを勝手に使われたり。

悪名高い図書館のボスあたりがイライラのピークでしたね。

大きな顔だけのボスはコンテニューを何回したのかわかりません、辛かった、苦しかった、何回やめようと思ったか。

エストのアイテムがどこにあるのか分かりづらいし、ノーヒントで画面上の敵を全部倒さないと梯子が出てこなかったり、その敵がどれなのか見た目で分かりづらかったり、敵の魔法喰らったら武器がピコピコハンマーになって攻撃できなくなったり、それを戻すのに方法が分からなかったり(私は最後まで分かりませんでした)、そこらへんの難易度も高い、というか不親切な部分が多々ありました。

どうしても分からない場合はネットで調べました、が、マイナー作品故に攻略サイトそのものがない!うがあああああ!!

再生回数の少ない誰だか知らないゲーム実況の動画を見てなんとか要所要所突破していけました。

 

そして操作性が微妙。

ジャンプ攻撃とか全然できねーし!

下に落ちると死ぬってところでジャンプミスって死ぬこと多数。

ターゲットロックも思うように出来ない。

空中の敵に対しては本当にイライラしました。

 

こんな辛い思いをしてまでプレイしたのは、プレイし続けられたのは、クリアまで出来たのは、メトロイドヴァニア特有の探索が本当に楽しかったからです。

各エリアの大きさも程よくというか狭いのですが、それが私には合いました。

また火を一つ一つ付けていくのが楽しい!こういうチマチマした作業、大好きです。

そして意外とRPG要素がいい感じ、強くなっていくのを感じられるゲームって大好きです。

何より私が一番気に入ったのが、足音。

移動するたびにカツンカツン足音が鳴るのですが、それが心地いい!って私だけでしょうか私だけでしょうね。

 

文句ばかり書いてあるように見えますが、実際文句ばかり書いてるのですが、面白かったのは面白かったのです、評価がそこそこ高いのには納得しています、一部主人公のセリフに嫌悪感を覚える人がいるようですが、私は逆に大好きです、下品で下衆でオタク臭がきついのですが、大好きです。

難易度も、私が下手なだけなので、そしてクリアは出来ているのでまあいいでしょう。

それでも、それでも一つだけ苦言を呈したい。

エンディングが肩透かしでした。

期待した俺が悪いのですが、期待させたこのゲームのスタッフが悪い。

ギャグでああしたのでしょうが、私はそのギャグだけは許せません。

何が「アンエピックのエンディングがマジですごかった」だこらぁ!

 

それでもこの作品をプレイできてよかったです。

メトロイドヴァニア系が好きな人は是非プレしてください。

それ以外の人にはおススメしません。

 

・良い点

 探索

 足音

・悪い点

 操作性

 難易度

 エンディングがマジですごかった

・評価

 6/10